ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

318:大切な友達 ページ18

A side






『...と言う訳でして、
シロの中身はリーパーさんの
お付きの〔カラス〕さんなんだそうです。
私も今朝聞いて驚きました。』


インク「へえ!?
だからシロは話せるんだ!?

気がつかなかったなぁ、
まあガスブラが会話出来るなんて話
聞いた事無かったから不思議だったんだけどさ！」



シロ「...ふん」



インク「うわぁ今のでボク、
ドリームみたいに嫌われた感じかな？」



シロ「お前は昨日から大分印象悪いぞ。
第一なぜ、こうも毎回
A様に引っ付こうとする！！
何か、
１日に一回抱きつかないと
ﾀﾋぬ呪いでもかかってるのかお前は！」ｸﾞﾙﾙﾙﾙｯ



インク「ひぇｯ!?
ち、違うよこれは挨拶なんだってば!!
親しみを込めてハグをするのは常識だよ？」


『海外のハグは私も許容しますが、
インクさんのそれは
もうハグじゃなくて突撃です。』


インク「ぇえ？そうかなぁ、
ごめんね!
気を付けるから、これからもハグしていい？」ｺﾃﾝ



シロ「私は消し炭にすると言ったぞ。
その覚悟があるならやってみろ」ｸﾞﾙﾙﾙﾙｯ



『力加減してくれるなら、いいですよ。』



シロ「え!?A様何故ですか!?」



『シロ、彼はそう言うモンスターさんなんだよ。
大切なコミュニケーションだから、
それをダメと言ってはいけない。
彼は私のお友達だからね』ﾆｺｯ


私がそう言うと、
シロは少し不服そうな顔色をしながら
しばらく唸っていたが、
その内落ち着いたのか少し深いため息をついた。



シロ「....ふん、
A様が寛大なお方で良かったな。
だが私の前で不埒な行いをしてみろ、
その頭今度こそ噛み砕いてやるからな。」ｶﾁｶﾁｯ



インク「...何かシロってもっとこう、
純粋な子かと思ってたから反動が凄い!!」



『それは同感です。』



インク「あ！忘れてた、
ドリームが待ってるんだ！
さっそく光AUに行こうAちゃん！」ﾆｶｯ



インクが突然と思い出したような顔をして、
そう言うので、
私はテーブルに置いてあった
ポシェットを肩に下げると
シロに向き直った。


『シロ、今日はAUの見回りをするけど、
余程の事が無い限り攻撃はしたらダメだよ。
約束してくれる？』


シロ「時と場合によります、約束はできません。」



『...じゃあシロはお留守番d..』

シロ「っと言うのは嘘です！約束します！
だから置いてかないで下さいA様！」ｳﾙｳﾙ





インク「齢300は過ぎてるモンスターが
手懐けられてる!!!」

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