ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

313:その時がきた ページ13

A side





昨日は居間の方からブツブツと、
会話するような声が聞こえていたんだが、

サンズあんな時間に
誰かと電話でもしていたんだろうか?


...研究者って大変なんだろうな...
私には無縁のお仕事だが、

常に頭の中に公式がカチャカチャしてる
イメージがある。



....今日何着ていくか、
動きやすい服の方が良いのに
何故か皆ワンピース着せたがるから、
今日こそはジーパンで行こう。



よし、
じゃあサンズにコーヒーでも淹れるかな。



ーーーーーガチャッーーーーー





サンズ「よう、おはようさんA」


『あ、おはようございます。
今日はいつもより早く起きたから
先にコーヒーを淹れておこうかと思ったんですが、
サンズさんって
いつからそんなに早起きになったんですか?
確か地下世界に居た頃はお寝坊さんだったと
記憶してますが。』



サンズ「he、地上に出てから
色々生活環境が変わったしな。
それに、
出てすぐの頃はパピルスのヤツが
毎朝叩き起こしてきやがったんで、
早起きだけは嫌でも身に付いたんだ。」ﾆﾔｯ



『...ああ、成る程。』



地上に出てから色々あったんだろうな。
私がサンズとパピルスの
ドタバタ生活を思い浮かべていると、

ふと、シロが此方を見ているのに気がついた。



『あ、シロおはよう、ちゃんと眠れたかな?』



シロ「.....ｯ」ジッ



....ん....?

何か、モジモジしてるけどどうしたんだろうか。



サンズ「.....ｵｲ」ﾎﾞｿｯ


シロ「....ち...
ちょっと待ってくれまだ心の準備が...」ﾎﾞｿｯ


サンズ「100通り考えたんじゃねぇのかよ?」ﾎﾞｿｯ


シロ「う...うるさい!
お前のような能天気と違って私は繊細n..」


『サンズさん、ジッと見てますけど、
シロに何か付いてるんですか？』ｷｮﾄﾝ



サンズ「he,...いんや」



シロ「.....」



『シロ、おいで?』


私は昨日のようにシロを撫でようと手招きする、

するとシロは一瞬固まってから、
ゆっくりと此方に飛んできた。

...?本当にどうしたんだろうか、

あ、もしかして、
昨日サンズが言っていたけど、
リーパーが魔力を発動したままなのが
やっぱり負担になってるとか...


シロ「....」ジッ


『シロ、大丈夫n..』


シロ「.....A様」ﾎﾞｿｯ


『........え....』

え今...



シロ「...あ......あの...」


『...』


シロ「..わ...私話せるん...です
あの、
ど...どうか嫌わないで下さい...」ﾎﾞｿｯ

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