260:代償 ページ10
A side
サンズ「ヴッ!」ゴホゴホッ
私が言った途端にサンズはコーヒーを盛大に吹いた
『どうしたんですかサンズさん?』
サンズ「...お前さん何かあったのか?」ゲホッ
『力の無いモブがラスボスの拠点で働くとどういう事になるかを実感した1日でした。』
サンズ「は?」
クロス「サンズ、Aは昨日殆んど寝ていないようだから早めに寝かせてやってくれ。
じゃあA、また明日な?」ヒラヒラ
『...クロス先輩お疲れ様です』ペコッ
クロスが手を振ってポータルに消えた後、
私の後ろでサンズのため息が聞こえる。
サンズ「...A、
とりあえず今日はもう寝ろ。
お疲れさん」ポンポン
『すみませんサンズさん、
あ、そうだ私お話しが..』
サンズ「ね・ろ」
『はい寝ますおやすみなさい!』パタパタ
ーーーーガチャッーーーー
私は自室に入るなり
ボフンッとベッドの上にタイブした。
『....インクの所で働く話出来なかったな、
まぁ、明日にでも話せばいいか。
サンズの言うとおり今日はもう寝よう』
...昼頃まで仮眠を取っていたはずなのに、
眠くて仕方ない
.........
まるで瞼に重石が乗ったように重く、
思考は支離滅裂で
要領を得なくなっているのが自分でもわかる
それほどの眠気なんて
生きてきて初めてだったが、
私はそこまで考えた所で意識が途絶えた...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光AU side
ドリーム「ぇえ!?
じゃあAちゃんは、交代で
闇AUと光AUをまたいで仕事するって事!?」
インク「そう!
まさかナイトメアがOKしてくれるとは思わなかったけどさ!」ニコッ
ドリーム「本当に、
...本当に兄弟が良いと言ったの?」
ドリームは半信半疑だった。
今のナイトメアが自分の(物)をおいそれと、
ましてや光AUに通わせるなんて事が
想像も出来なかった。
インク「まぁ、多分ナイトメアは
Aちゃんにスパイをさせようとしてるんだろうけどね!」
ドリーム「ま、まさかインクは知ってたの?」
インク「そりゃあね、忘れっぽいボクでも
ナイトメアの考えそうな事位分かるよ!
でも、
それでもいいんだ、
このままだとAちゃんが危ないからさ!」
インクは、
テーブルに並べられたクッキーを見て
どれにしようかと悩みながらそう告げるので、
ドリームは、後半の言葉に目を見開いた。
ドリーム「どういう事?」
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アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時