ﾀﾋにたくないのに何故か闇AUで働いて光AUで働くモブな私は今日もサンズさん達に追いかけられる日々を過ごしている〈6〉〔undertale〕

300:小さめな君の名前は ページ50

A side





そうだ、

完全に忘れてたけどこのガスブラちゃん
どうしよう?


小さめのガスブラは私の前へ出たままドリームを見つめている。


ドリーム「これ、
一歩でも近づいたら放ってくるよね!?」


インク「アハハ、はーお腹痛い！
ドリーム気を付けなよ？
その子小さいけど威力は変わんないかもだし！」


ドリーム「もーインク!!
笑ってないで何とかしてよ！」



...リーパーの言っていた通り、
この子は私を守ろうとしてくれるのか。




....ちょっと怖いけど、




『...えっと、彼は敵じゃないから、
警戒しなくていいんだよ』ソッ



私は恐る恐る、ガスブラの頭を撫でてみた。

するとガスブラはこちらに向き直り、
今度は私を見つめている。






.....ダメムリやっぱちょっと怖いｯ









スリスリッ







......






...........ん....?





インク「わあ甘えてる！
Aちゃんがご主人だって思ってるんだよ!」



『...〔思う〕って事は、
この子は意思を持ってるって事なんですか?』



....それじゃあ、あまり怖がると可哀想か....




ドリーム「むー、
ボクへの敵対心が無くなってくれないと困るけど、この子だって意思があるんならさ、
名前付けてあげたら喜ぶんじゃない？」



....うん、やっぱおかしくなっても
ドリームはドリームだ。


っでも名前と言われてもな...



インク「それいいかも！
じゃあじゃあボクも考えたい！
んー、
首だけちゃん、
生首ちゃん、
頭蓋骨ちゃんとかどうかな？」



ドリーム「名前にするには怖すぎない!?」




『.....じゃあシロちゃんで。』



インク「っえ
何かワンちゃんの名前みたいじゃない？」


ドリーム「まさか、
骨で白いからっていう安直な感じ？」





『家の猫と同じ名前だからいいかと思いまして。』




インク「惜しい猫だったかぁ!!」



『..ちなみにクロちゃんもいましたよ。』



...クロちゃんは大飯ぐらいで、
太りすぎて全く動かなかったんだよなぁ。

元気にしてるかなシロとクロ。




(グルルルルルル)




ふと手をみると、
ガスブラは私の手の甲に頭を擦り付けながら
グルグルと鳴いている。


....これは...




『名前、シロでいいの?』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ドリーム「...みたいだね、
シロから嬉しい気持ちが出てる。」


インク「え、もうシロで決定なの!?
いいのシロはそれで!?」




『...これからよろしくね、シロ?』




シロ「(グルルルルルル)」ｽﾘｽﾘ

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