297:それは思わぬ展開に ページ47
A side
『...えっとリーパーさん、
私を助ける為だったとは言え、
さっきのが〔婚約〕行為だとするならば
やはり色々まずいんじゃないですか?
加護のお陰で生きているのであまり
言えた立場ではないんですけど。』
....そう、ドリームが暴走していて
そこまで考えが及ばなかったが、
考えてみれば、
リーパーは助けようとして、
その辺に転がるモブと〔婚約〕してしまったのだ。
神々からしたら由々しき事態じゃないか、
下手して、
リーパーの立場が危うくなってはならないだろう。
リーパー「....別に平気じゃないか。」
『返事が軽いよリーパー。』
リーパー「...お前敬語取れる時あるのな。」
『....はっすみませんつい。』
リーパー「....he,謝る事はねぇけどな。」
ドリーム「で、〔婚約〕なんかしちゃって、
どうするのさリーパー?
Aちゃんに何かあったら許さないからね!!」ムスッ
インク「あ、ボクもそれは気になってた!
何か制限や影響があったりするの?」
.....そうか、形だけの〔祝福〕とは言え、
実際私は〔加護〕の恩恵を受けて傷を癒した。
何もペナルティが無いとは思えないけど、
リーパー「...影響があるかは知らない、
そもそもニンゲンと祝福〔婚約〕した
モンスターの神の話は聞いた事がないからな。
今のところコイツに変わった様子は無さそうだ。
(寿命)も特n..」ボソッ
『!!』シーッ
ドリーム「?え、何か言った?」
リーパー「....いや。
とにかくコイツには影響は無いだろう。
もしあれば俺が守ってやる。
コイツを〔守護する〕事になった訳だしな。」ニヤ
『え、〔守護〕って..?』
リーパー「...正直言うと祝福を取り消す方法なんて知らねぇんだ。
だから、その方法が分かるまでは
お前を〔守護〕するしかないだろ。
こっちでも仕事があるから側には居ないが、
まぁ何かあれば守ってやるよ。」ニヤッ
『...何かあっても困ります。
それに、無理に守護なんてしなくていいですよ、
命を助けて頂いただけで十分すぎます。
それに、世界が違うので
どのみち無理かと思いますよ。』
リーパー「....そうそう、
その事で俺に考えがあってな。」スッ
『!?』ビクッ
リーパーがそう言って差し出したのは、
何やら少し形は違うし、小さいが、
ガスブラ...だろうか....?
『...あの...これは..』
リーパー「...お前の守役としてコイツを付ける。
俺が行くまでの繋ぎだ。」
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アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時