ﾀﾋにたくないのに何故か闇AUで働いて光AUで働くモブな私は今日もサンズさん達に追いかけられる日々を過ごしている〈6〉〔undertale〕

296:仲いいねアンタ等 ページ46

A side




突然辺りに響く程の大声でドリームが叫ぶので、
私は思わず肩をビクリとさせた。



『...ど、どうしたんですかドリームさん』



ドリーム「どうしたんですかじゃないよ!
Aちゃん！
コイツ君にK、Kｯ......Kissしたんだよ!!?」



『....ん?』



....キス？

....ああ、おでこの違和感は
リーパーの口だったのか。



インク「...凄い、ボク初めて見た！」ｷﾗｷﾗ



『...イヤそんなキッラキラな瞳で見つめられても困ります』



ドリーム「このアホインク!!
これは同意じゃないんだよ!?
リーパー今すぐ取り消して!!」キッ




どうしたのだろう、いつもニコニコ笑顔の
ドリームがこんなに怒ってるの初めて見たな。

こちらの世界では、
デコチューってそんなにいけない行為なのか?



リーパー「...じゃあ、
コイツのソウルが砕ける方がマシだったのかよ、
〔守護者様〕?」ﾆﾔｯ



ドリーム「リーパー、
言っていい事と悪い事があるだろう!?」グッ



『ち、ちょっとストップ!!
ドリームさんどうしたんですか?
落ち着いて下さい!』



ドリーム「....Aちゃん、
ボクはインクからAUの事を色々聞いているから、
この世界の事も少しは知っているんだ。

神様の所業ってやつも聞いてるよ。」



.....ほう.....




『....えっとつまり...?』


ドリーム「リーパーが今君にしたのは

神様の〔祝福〕だよ。」




......ん....?




祝福って....

確かガスターがそんな事言ってたな..



インク「Aちゃんボクが教えてあげるよ！

リーパーは死神、つまり〔神様〕なんだ、

その彼がkissをしたって事は、

君を〔祝福〕した、

つまり....〔婚約〕したって事だよ!!」ニコッ




......ふーん.....






........っは!!??





『....っ』絶句




リーパー「...he,
まあそう言うこった。」ﾆﾔｯ



『....何事...』



リーパー「...祝福すれば〔加護〕が付く。
俺の狙いはそこだった。
上手く行けば傷も塞がるかと思ったんだ。」



『...ああ成る程、そう言う事でしたか。』


リーパー「...ああ、何せ初めてだったし、
賭けだったけどな。
まぁ結果オーライだろ。」


ドリーム「Aちゃんは納得しちゃダメ!
リーパー、ボクは認めないからね！」キッ


インク「あーわかった！
ドリームヤキモチ妬いてるんでしょ？」


ドリーム「え!?ち、違うよ!?
おかしな事言わないでよバカインク!!」





...お前達は夜のテンションの修学旅行生か。

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