ﾀﾋにたくないのに何故か闇AUで働いて光AUで働くモブな私は今日もサンズさん達に追いかけられる日々を過ごしている〈6〉〔undertale〕

294:イヤ今は止めて下さい。 ページ44

A side





『...ぅ...イン....クッ』



インク「Aちゃん！」バッ



ドリーム「インクどうしよう!?」ｵﾛｵﾛ


インク「ドリームは傷を押さえてて!
..えっとえっと!
確か止血剤ってのが要るんだったはず!?」ﾜﾀﾜﾀ


インクは、自分が知る最大限の知識を絞りだしているようだ。
あれこれと考えてから筆でそれらを出している。


インク「うーん、よし！
これを傷口に貼って、
ドリームは回復アイテム持ってきたから
Aちゃんに食べさせてね！
あれ？でもこれ貼る物だっけ?
貼ってから縫うんだっけ？
ってかそれだとワッペンになっちゃう？」ｺﾃﾝ


ドリーム「食べさせるってこの
(激辛デスソースナイスクリーム)ってやつ？
それとも、
(濃縮ハバネロ練り込みソーセージドッグ)？」






.......チョイスが罰ゲームじゃないか!!!



宴会のネタでしか使わないだろそんなの!!

回復アイテム...

ってか回復しなくないか、デスって書いてあんぞ!!



リーパー「...成る程、
コイツ等に任せてたら確実にﾀﾋぬな。」スッ


『..ゥウ"....リ...パー...』(泣)


インク「え、ち、ちょっとリーパー何すんのさ!
今治療中なんだから動かしたらダメだよ!?」



リーパー「...何が治療だ、
お前ただ単に傷口に蓋してるだけだろうが。

それにそのアイテムどう見たって100%毒だろ。
何がどう間違ったらそれを選ぶんだよ。

..はあ、
...お前等がどういうヤツかは大体把握した」



ドリーム「....え、何か、
彼から怒りと、呆れと、
ほんのり失望を感じるよ!?」




....ごめんリーパー...

....この子達根は良い子だからあの....うん...



ってかいい加減コント止めておくれ、
こちとら意識が飛びそうなんだよ...!



リーパー「....なあ、
コイツは本当に何の〔能力〕も無いのか。」


インク「?セーブ・ロード・リセットの事かな？
それなら使えないって聞いてるよ！
確かに彼女は一度も使用してないみたいだしね」



リーパー「...なら、本当にモブ共と同じようにﾀﾋねばそれっきりの可能性があるのか。」


ドリーム「そ、そんな!」



...いやだから話してないで止血してくれ！
そう思って唸っていると、
不意にリーパーが私を抱き上げた。



インク「え!?ダ、ダメだよリーパー!!
君が触れたらﾀﾋんじゃう...

.....あれ？」





リーパー「...A、良く聞け。

このままだとお前はﾀﾋぬ。


....お前は

〔それも〕受け入れるのか」

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