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292:青い槍は振り下ろされた ページ42

A side




『....わ、私は...この世界の者じゃ..』ブルブル


アンダイン「可哀想だが、
これも貴様の運命だニンゲン!
苦しまないように一刺しにしてやるから動くなよ。」ジャキッ



...イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!!



ーーーーガキィイーーーンッーーー



『!ハァッ...ハァッ..!!!』ドサッ



私は、何とか体をよじって横に倒れ込んだ。
でも、それでも相当体力を使ってしまい、
もう身動ぎもできない。


アンダイン「...チッ、
...逃げれば苦しむぞニンゲン!!」ザッ



『..ハァッ.ハァッ..!!!
ま、待ってアンダイン..!!』



アンダイン「!?...何故私の名前を知っている」



『...私はこの世界の..
ニンゲンじゃない...の...』


アンダイン「....」


『...だ...だから...ヴッ"!』


私は何とかこの場を切り抜けようと
話を続けようとしたが

それは叶わなかった。

アンダインは私の首を掴むと、
ギリギリと締め上げてくる。


アンダイン「私にとってはどうでもいい事だ!
悪く思うなよニンゲン。」ギリギリ




『!!ウッ...グゥッ!!』



私は力が出ない体を必死に振り回すが
アンダインの力の前ではどうする事も出来ない。

喉を潰され息が出来ない



霞む視界の隅で、
アンダインの青い光を放つ槍が構えられたのが見えた。



.ああ...ダメだ.......




......これはもう.....





ーーーーーザシュッーーーーー




私の





白いワンピースが赤く染まる







でも、ソウル(心臓)を刺そうとしていた
アンダインの槍が貫いたのは


その随分下



私の右脇腹だった。



アンダイン「!?な、何だ!?」



アンダインの声に、薄れた意識のまま
何とか視線をやると、

私の右目から出た黒い線が


アンダインの槍を押さえているのが見えた。


....そうか.....




.....私は諦めてしまったのに




....〔お前〕は生きていたいんだね。




....ごめんね、勝手にタヒのうとして....








....でもさ私の右目.....






避けるならもっと上手にやってくれや

ガッツリ刺さってるじゃないか...

どうすんの

これどうやって抜くんだい....!?


『...イ.....ダッ!!』



ボーッとしていた意識が段々と覚醒し、
同時に発狂しそうな激痛が襲う。




アンダイン「その右目は何だ!?
貴様ニンゲンではないのか!?」


『イダイ"ィッ
ア..ンダイン!!!
私はニンゲンだよモブだよコンチキショーがぁ!!』


私は力任せにアンダインを突き飛ばした。

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作品ジャンル:恋愛
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アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時

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