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281:こっちのガスターたるや ページ31

A side




リーパー達の時ほど細かくではないが
簡潔に経緯を説明している間、
ガスターは浮いた手の一つを顎に当てて、
静かに私の話を聞いていた。


ガスター「....ふむ、
実に摩訶不思議な話だね。」


『...そうですね、私は
何の能力も持たない生身のニンゲンなので、
説明している私自身が混乱してくるような話です
..ですがどうか信じて下さい、
私は嘘はついていません。』



...本当は、話してしまって良いのか迷ったが、
違う世界と言えど、
キャラクター達は根底の性格が大きく変わるような事はないはずだ。

真逆になったりもあるだろうが、
ガスターがあっちの博士のように聡明であれば、
理解を得られるかもしれない、その
一念に賭ける事にした。


パピルス「Aはいい子なんだよ!
俺様達の正体を知っても怖がる事も無く、
優しくしてくれるしね!」ニカッ


ガスター「ふむ、とりあえず状況は分かったよ、
サンズやパピルスに危害を加えないのなら、
私は何も言わないつもりだ。
だがもしこの二人に、
いや
我々に危害を向けようとすれば容赦はしないから、
そのつもりでいなさい。いいね?」


『...はい、もちろんです。
理解を頂いてありがとうございますガスターさん』



...聞けばガスターは魔法神だと言う。
彼はあっちのガスター博士よりも優しく、
直情的な所があるみたいだ。
理解してくれたのは助かったが、
凄みのある脅しにすこし肩が震えた。


....と言うか神様と普通に喋ってしまっているが
大丈夫なんだろうか?

私の世界ならバチが当たりそうだよ..


ガスター「それで、
サンズはいつになったら彼女を下ろしてあげるんだい?
私達はもう和解したんだよ?」



『あ...私浮いたままだったの忘れてました』



本当に忘れてた。
リーパーって向こうのサンズより浮かすの安定してる気がする、


リーパー「....何となく」

パピルス「ガスター、
サンズはAが心配なんだよ!」ニコッ


リーパー「...そんなんじゃない」


ガスター「ほう?
何だいサンズ、まさかそう言う事なのかい?
私としては大変喜ばしい報告だ!
だが、愛していても触れられないのでは
あまりに可哀想だ、何か良い方法は...」ブツブツ


リーパー「おい待てガスター話を」

ガスター「フフッ私は感慨深いよ、
二人は私にとって大切な存在だからね、
幸せになってくれるなら何でもしよう!」パアッ


...ここのガスター愛が重いな!

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作品ジャンル:恋愛
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アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時

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