ﾀﾋにたくないのに何故か闇AUで働いて光AUで働くモブな私は今日もサンズさん達に追いかけられる日々を過ごしている〈6〉〔undertale〕

254:ナイトメアの部屋って.. ページ4

A side






あれから、
インクはドリームにこの一件の話をしてくると言うので、
私とクロスは各々持ち場に戻る事になった。


『クロス先輩、今日はお出かけなんですか？』


クロス「ん？あぁ、...ちょっとな」


そう言うクロスは少し気まずそうだ、

...やはり彼も何か事情を抱えているんだろうか?

クロスは、
時折黙り混んで
何処かをジッと見つめてる事がある。


...もう少し彼の事知っておけば良かったと、
今更どうしようも無い事をつい考えてしまう。



何の力にもなってやれないというのは歯痒いな..



クロス「....どうしたA？」


『!?あぁ何でも無いです、
それでは私はナイトメアさんのお部屋の掃除をしてきますね。』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ



クロス「..?」




私はナイトメアの部屋に逃げるように
いそいそと入りソッとため息をついた。


『..何やってんだ私は..』


と一人愚痴をこぼしてから、
よし、と気合いを入れ直して掃除を開始した。




『....ふーん、塵とかは多少あるけど、
あの黒いGoopとやらが本についてる位で
意外と綺麗だな..』


..本を整理し、
床とテーブルを拭いて

何故か使わせてもらったベッドを綺麗にしていく。

...素朴な疑問だけど、
ネガティブの化身って
綺麗な部屋で寝るのって平気なのか...?

その辺の境目がモンスターは良く分からんn...


ナイトメア「HEHE、お目覚めは如何かな、
眠り姫？」ﾆﾔｯ


『ぅうえｯ!?..ナイトメアさんいつの間に!?』ﾋﾞｸｯ


ナイトメア「HE、色気のねぇ叫び声だなぁ。
それに、呼び方戻ってるぞ。」


私が驚いて振り返ると、
そこにはこの屋敷の主
ナイトメアがいつの間にか立っていた。


『...ご主人様、
ベッドをお借りしてしまってすみませんでした。
それに気絶する直前に至っては...
何かため口をきいてしまったような記憶もありますし...すみません。』ﾍﾟｺｯ




ナイトメア「...ほお、覚えてたのか、
....その後の記憶はあるのか」




『...え?...いいえありませんけど、
他にも何か失礼しました？』


...うーん、....覚えてないよな、
もうそのあとは起きたら11時で焦った..



ナイトメア「......ならいい

それはそうと、お前の所にも小筆野郎が来たそうだな?」




『ええ、
ご主人様と話し合いをしたと言っていましたよ。
...了承したというのは本当なんですか？』


ナイトメア「ああ、許可してやったぜ、
(内通者)が居れば俺達も
仕事がしやすくなるしなぁ？」ﾆﾔｯ

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