275:優しい子 ページ25
A side
私は、出来るだけ簡潔に
自身が何者であるのか、
現在はどうしているのかを説明し終えて、
少し冷めてしまったコーヒーに口をつけた。
Reaper「...へぇ
ナイトメアなら俺も知ってるぜ」
『...え!?な、何でリーパーさんが
知っているんですか!?』
Reaper「he,
以前俺の所に来て組織に入れと言ってきたんだ。
俺は当然断ったが、
ソイツ途端に攻撃してきやがってな。」
『ナイトメアさんは、基本的に
屈服させるのが好きみたいです。
リーパーさんはよくご無事でしたね。』
Reaper「he,成る程な。
生憎と俺は不死身なんだ、
倒そうと思ったって倒せねぇよ。」ニヤ
『え、不死身なんですか...何か凄い...』
不死身って事は、
決着がつかなくて諦めたのか、
イライラしたんだろうなナイトメア。
パピルス「...んー?ああ分かった!
サンズが前に言ってたスケルトンだな!」ポンッ
Reaper「...でもよ、
お前さっきの話が本当ならその
ポータルが出せる小瓶?で
俺から逃げれば良かったんじゃねぇのか?」
『.....そう言われればそうですね。
でも、
もっと危ないAUに飛ばされていた可能性を考えると
使わなくて良かったかも知れないです。』
Reaper「...第一お前、
違う世界に行くはずだったんだろう、
何故ここに飛んできたんだ?」
『それは私が知りたいです。
そもそもこの世界を私は知りません、
少しでも見聞きしていれば飛ばされた理由もまだ
納得出来ますけど...』
パピルス「そうだA、
クッキー食べる?」スッ
『え、いいんですか?』
Reaper「おいおいパピルス、
馴染むのが早すぎねぇか?」
パピルスはパピルスなんだね。
今もニコニコしながら私にクッキーの入った
お皿を差し出している。
パピルス「サンズ、
貴様は分かっていないな、
Aは俺様達が触れるニンゲンなんだぞ?
これはもうお友達になるしかないだろ!」ニパッ
Reaper「...うーん。」
『..パピルスさん、ありがとうございます、
お気持ちはとっても嬉しいです。
でも、
私は必要以上にお二人に干渉しない方が良いと思いますよ。』
Reaper「....」
パピルス「何でだ?」
『先程もお話しましたが、
私のせいで本来辿るべきルートが
変わってしまう可能性があるんです。』
パピルス「...じゃあ、
お友達になれないのか?」ションボリ
『...ヴッ』
やめてくれパピルス心が抉れる!!
260人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時