274:彼等の存在は.. ページ24
A side
ーーーーガンッーーー
『...ィ.だっ!!』
リーパーに押し潰された私は、
したたかに後頭部を打ち付けてしまい、
目の前が、チカチカと瞬いた。
Reaper「....パピルス、
頼むからドアは静かに開けてくれ。」
パピルス「ん?サンズ、
何でそんな所に倒れてるんだ?」コテン
Reaper「お前が突き飛ばしたんだろ、
まあ、
おかげで面倒だった子供もタヒんで..」
『あの、リーパーさん。
重くはないんですが...
どいて頂けると助かります。』
Reaper「..!?」バッ
痛む頭に目を細め
そう言いながらリーパーを見上げると、
彼は目を見開いて私を覗き込んだと思うと
直ぐに距離をあけた。
Reaper「...俺お前に...触ったよな?」
....
ん?何言ってるんだ?
『...えっと、触ったと言うより覆い被さった
の方が正しい気がします。』
私は上半身をゆっくりと起こしながら後頭部をさすった。
...しかし痛かった、コブにならないといいけど。
Reaper「何で、お前は生きてるんだ...?」
『....ん?』コテン
パピルス「おいニンゲン!
お前は何でサンズに触れても
タヒなないんだ!?」
......ん....??
『...その言い方だとまるで、
リーパーさんに触れたらタヒぬように聞こえま..』
Reaper「俺は意思に関係無く
〔生きてる物〕に触れると一瞬でその命を枯らす。
そう言う存在だ。」
『....成る程』
...私が今こうして平気だって事は...
...元いた世界でのタヒが関係あるんだろうか...
それか、右目が何か作用して...
パピルス「えい」プニッ
『...え?』
私があれこれ考えていると突然、
パピルスが私の頬をつついてきた。
『....パピルスさん?』
パピルス「おおお!やっぱりタヒなない!
俺様感激!!」ニパッ
Reaper「一体どうなってんだ...?」
二骨が私を物珍しそうに見てくるので、
少し居心地が悪い。
『...恐らく、
私は此方の世界に来る時に一度タヒんでいるので、
それが関係あるのではと思いますよ。』
Reaper「...一度タヒんでる?
...
とりあえず コロ さないでおいてやるから
話せ」
『...話せる範囲でなら...』
パピルス「俺様はお話好きだぞ!
じゃあサンズ!!
コーヒーでも飲みながら聞こうじゃないか!
あ、ニンゲンも飲む?」
『ありがとうございますパピルスさん、頂きます。
...では、まずは自己紹介から。
私はAと言います、モブ(背景)です。』
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アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時