265:インクの趣味嗜好 ページ15
A side
インク「さっそく着てみてよ!
サイズ合うか心配だし。」
『だから、私の話聞いて下さい!』
インク「あ、それは首に付けるヤツだからね!
傷が目立たなくていいと思うよ!」ニコッ
....ええい、
んな事言われたら断りにくくなるだろう!?
わざとか?わざとなのかインクさん
『...ありがとうございます、
傷の事考えてくれたんですね。』
インク「当然!ねぇ早く着替えて見せてよー!」キラキラ
『.....はぁ、分かりました。』ボソッ
インク「やったー!」バンザーイ
『着替えるだけで喜ばれたの
人生で初めてですよ。』
私は罪悪感に負けて
着替える事になってしまった。
...はぁ、
うん、
ナイトメアが見た時の事は考えないようにしよう
嫌な事言われるの分かってるからな。
私は着替えてる間、
先程インクが言った言葉を考えていた。
ーーAちゃん顔色悪かったんだよーー
...か
インクに言われる位って事は、
考察力お化けのサンズは分かってるんだろうな。
だからこの数日(無理はするな)と言ってくるのか
...でも
元気かと言われれば全快では無くとも、
顔色に出るほど不調でもなかった。
これも、私の寿命に関係しているんだろうか...
インク「どおー?着られた?」
『..!あ、はい着替え終わりましたよインクさん』
...とにかくサンズにだけは知られないように
しよう、何も他人の私の事で
【優しい】彼が気に病む必要はないのだから
ーーーガチャッーーー
インク「わー似合う!!可愛いー!!」ギュッ
『ちょっインクさん!?』
インクは私を見るなり
目をキラキラマークにしながら抱きついてきた。
考え事をしていて避けられなかった私は
ヨロヨロとしながらインクを受け止める。
インク「やっぱりボクの思った通りだったね!
Aちゃんは白の方が似合うよ!」ニコッ
『それは...ありがとうございます。』
インク「エヘヘ、エラーのヤツ驚くだろうなー!」
『...えぇ、色んな意味で驚くでしょうね。』
タンスに隠してたメイド服を私が着てたって事実も知らないからね!
インク「...所でAちゃんさ、
ちゃんとご飯食べてるの?」コテン
『え?食べてますよ、
細すぎって事は無いと思いますけど、』
インク「えーそうかなー?何かボクがちょっと力入れたら折れそu...ヒゲフッ!!」ドガッ
『!?』ビクッ
***「何してんだこの変態塗料!!」
260人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アンテ民 - シロちゃん!!!!!!!!!!!がわ''い''い''!!!!!!!! (4月22日 19時) (レス) @page50 id: cbeca1c945 (このIDを非表示/違反報告)
こはく - おもろかったです。更新頑張って下さい (2月5日 1時) (レス) @page50 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ星人 - 面白かったです!更新無理せず頑張ってくださいね! (11月21日 6時) (レス) @page50 id: aca7ec2b31 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白すぎ!!!!!!こういう作品を待ってました!!!! (2023年2月11日 15時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
yuito - よしこれからは一家に一台シロちゃんの時代に(((なるわけ(((でもなったらいいよね (2023年1月14日 18時) (レス) @page50 id: ffa82a263f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月11日 21時