ﾀﾋにたくないのに何故か闇AUで働いて光AUで働くモブな私は今日もサンズさん達に追いかけられる日々を過ごしている〈6〉〔undertale〕

252:これからの事 ページ2

A side



クロス「...この服はナイトメアが無理矢理着せたんだよ。」

『..本当なら動きやすい服の方が良いんですが、
エラーさんが作った服らしいので、
ぞんざいにも扱えなくて』


インク「やっぱりエラーの作った服なんだ!?
もう完全に趣味の域だよそれ!!」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


『待ってインクさんまだ出てるから口から』ｻｯ


私は持ってたハンカチでインクの口を押さえた。

クロス「って事は俺の携帯にもナイトメアのヤツから連絡があるだろうな。
A、今日は掃除の方をメインにやってもらってもいいか？
飯は俺が用意しとくよ、
夕方には俺も用事があるから
Aも今日は夕方までだな。」

『あ、はい大丈夫です。』


インク「..何か凄い仲良くなったよね二人とも？」


『..クロス先輩はここで唯一の常識人ですし、
とても頼りになる優しい先輩ですから。』


クロス「!...A」ｳﾙｳﾙ


インク「ボクよりハンカチ必要だねこりゃ?」

クロス「..うるさいぞ」


『あれ、そうなると、
私のシフトってどうなるんですかね?
...今更ですが私、
自分の勤務形態を全く把握してません。』


インク「ん？そうなの？」

『はい、そもそも仕事が決まったあの時から
ナイトメアさんは私をからかってばかりで
ろくに会話もしてませんし、
お給金の話もまだ..』


クロス「...俺の後輩がひたすら不憫!
待ってろ今直ぐ電話して聞いてやる。」ﾋﾟﾎﾟﾋﾟ

インク「ねぇねぇAちゃん!」ｸｲｸｲ


『?何ですかインクさん？』


クロスがナイトメアに電話をしてくれている時
インクが小声で私の服を引っ張った。

インク「Aちゃんはコッチのアジトでは
どんな服着たい？」ｷﾗｷﾗ


『...え？いや普通に私服で行きますよ?』


インク「そんなのズルイよ!
闇AUではそんな可愛いメイド服着てるじゃん！
光AUに来るときはボクが用意するからそれ着てきてね！」ﾆｺｯ


『インクさんは私を
着せ替え人形か何かと間違えてませんか』

....第一インクの依頼内容は他のAUの調査だろう
服装なんて何でもいいと思うんだが。

クロス「...もしもし、俺ですクロスです。
今Aの一件をインクから聞きました
.....はい....
では、インクの言っているのは間違いないんですね、分かりました。
...それと貴方、Aに勤務日数伝えてないって本当ですか?
大体そんなんだからダメなんですよ..」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ



インク「もうあれ完全に説教入ってるよね？」

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