3年生 × 貴方! : 1 ページ44
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「 今日の部活終わったあとですか?...空いてますけど 」
亮介「 じゃあ終わって着替えたら校門の前ね 」
部活中に亮さんからいきなりのお誘い。
グローブとかバットとかを見に行くらしいから
ホラー映画じゃないし どうせ暇だし.. と付き合うことにした。
部活が終わって
私服は面倒だからとピンクのプーマのジャージに着替えて
二つ結びの髪の毛はおろした。
亮介「 お待たせ 」
思ったより早く来た亮さんも
青道のジャージを着ていて 私服じゃなくて良かったと改めて思う。
それにしてもあれから5分。
亮さんは私の隣に立ったまま動こうとしない。
「 あの。行かないんですか? 」
亮介「 待って。もう来るはずだから 」
もう来る..?亮さんと2人じゃないの?
とただ無言で待っていると
ゾロゾロと足音が近付いて来る。
純「 悪ぃ!遅くなった 」
哲「 待たせたな、亮介と吉岡。 」
来たのは3年生のほとんど。
何でその中に私何ですか..と言っても
無意味そうだしどうせ荷物持ちだろうし!なんて考えながらも前を歩く先輩達の後ろについていく。
それにしてもデカイ。
背の小さい私からすれば皆大きくて
進○の巨人の中に居るような感じ。(大袈裟だけど..)
「 亮さん 隣いいですか 」
亮介「 勝手にすれば。..でもなんで? 」
「 なんか親近感が.. 」
亮介「 ..喧嘩売ってる? 」
なんて頭をはたかれたけど
そのあと何も言わないから大人しく隣で歩く。
純「 それにしてもチビだなお前 」
「 いやこれでも150cmありますよ 」
亮介「 あれ?この前部室に落ちてた記録カードには148って.. 」
「 あーあー!!言わないでくださいよ!毎日牛乳飲んでるんでもう少しで伸びますから! 」
哲「 牛乳って..可愛らしいな 」
「 馬鹿にしてますよね絶対 」
なんて話してたら
電車が目的の駅に到着し、
そこからすぐ目の前の大型ショッピングセンターに入る。
亮介「 ちょっと俺グローブ見てくるから。 」
哲「 俺はトレーニングシューズを 」
純「 俺は少女漫画買うから本屋行くわ 」
増子「 ..プリン買ってくる 」
などと先輩達はそれぞれの場所に向かう。
純さんと増子さんに至っては
もはや部活関係ないし...
「 私はどうすれば.. 」
純「 お前は俺と本屋だ!こんな野球男児が少女漫画買ったら色々と疑われるしな 」
ということで私は純さんと本屋に向かった。
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⇒ S .(プロフ) - 旅猫。さん» 最高なお話なんてそんなそんな..!(; ;)有難うございます(;o;)頑張りますっ!!! (2015年5月9日 15時) (レス) id: 837ff0b239 (このIDを非表示/違反報告)
⇒ S .(プロフ) - もち☆もっちー先輩さん» 有難うございます(; ;)(; ;)待っててくれる方がいるなんて幸せです(; ;)(; ;) (2015年5月9日 15時) (レス) id: 837ff0b239 (このIDを非表示/違反報告)
⇒ S .(プロフ) - 甘納豆さん» 有難うございます(; ;)(; ;)昨日更新するとかいっときながら今になっちゃいましたがこれから更新頑張ります!!(´。・ω・。`)◎*! (2015年5月9日 15時) (レス) id: 837ff0b239 (このIDを非表示/違反報告)
旅猫。 - こんなに最高なお話がまだまだ読めるなんて感激です(*^^*)頑張ってくださいq(^-^q) (2015年5月8日 22時) (レス) id: 20011251d0 (このIDを非表示/違反報告)
もち☆もっちー先輩(プロフ) - 続編待ってます (2015年5月8日 22時) (レス) id: 1fc1947722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:⇒ S . | 作成日時:2015年4月27日 18時