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6.告白 ページ7
言うかどうかなんて悩む必要もない。
私は教祖様が好きだ。
そういう年頃でもあるし仕方ない。
この恋は必然なのだ。
様々な要因が重なったのだ。
回避のしようがなかったのだ。
もしかしたら敬愛を勘違いしているのかもと思ったこともあるけれど絶対に違う。
「私、教祖様の事好きなんです。敬愛とかではなく、恋情とし…て……?」
教祖様が食べていた腕を落とした。
そんなに衝撃だったのだろうか。
そんなに嫌だったのだろうか。
「本当?俺のこと、好きなの?」
教祖様は信じられないといった様子でこちらを見てゆっくりと、手を伸ばして抱きしめてくれた。
「嬉しい!俺は感動したよ!いいよ。俺も愛してあげよう!」
痛いくらい、強く、強く抱きしめられた。
けれどそんなことよりも私は今の状況が信じられなかった。
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作者名:琴音 | 作成日時:2019年11月3日 12時