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25話 ページ25
人前で泣くのはいつぶりだろう
「…ぅ……」
でも、散々泣いたから落ち着いてきた
「美味いやろここのパン」
「うん、美味しいのもあって泣いちゃったのかも」
「ハハッ！なんやそれ」
「俺、Aさんのこと全然知らんねんよな」
「あんまり話したことなかったしね…」
「おん。せやから冗談とか言うタイプとか思ってへんかった」
「フフッ、人並みにはいうと思うんだけどなあ。」
「いつも本読んでる感じで凄く大人しいイメージやった」
「ちょっと人見知りだから、慣れないと中々言えないんだ…」
「じゃあ、俺にはもう慣れたん？」
「まあまあ慣れたかな」
「俺人付き合い上手いからなあ」
「え？やだ自分で言うの…？」
「おん、俺自信あるもーん」
そうして二人でしばらく話しながら帰った
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作者名：(名前) | 作成日時：2020年5月3日 19時
