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別れましょう 《27》 ページ35




「さぁて、答えにたどり着いたみたいだし、これで解決ってことでいいよねぇ?」

いつまでたっても私から離れない薫を無視するように泉が進行を進める。

「いいんじゃない?って言いたいんだけど、こっちにも一応一人いるから聞くだけ聞いてみる?」

「そうですね、碧、何かいいますか?」

curiosityの二人が泉に待ったをかけて、碧ちゃんに何か言うように促す。

促された碧ちゃんはというと戸惑いながらも、立ち上がり、

「この度は、ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした…」

と、震える声でお辞儀した。

その様子に空紅と都玖葉は顔を合わせ、互いにほほ笑むと碧ちゃんに抱きついた。

抱きつかれた時はびっくりしていた碧ちゃんであったが、その表情は徐々に歪み、ついには泣き出してしまった。

「ああもう!泣かないでよねぇ!?」

「ん〜…セッちゃん、それは無理だと思うよ〜?」

「じゃあどうやって閉めればいいのさ!」

「さぁ?知らない」

「くまくん!!」

ギャーギャー泉と凛月が言い合いをしている間に、ひょっこりとレオが出てきた。

「わははっ☆
そろいもそろって泣くなよな〜? そんで、リッツにセナは言い合いなんてすんなよ、恥ずかしいな〜

ま、いっか! スオ〜、ナル!お前らもこっち来い!!」


いつものようにハイテンションなレオに呼ばれた二人は「まったく、」なんていいながらも来てしまうのだから流石だ。

「あ、レイ〜!お前も!!」

みんなの様子を見ながら凛月をなだめようかと腰を上げた零にも声をかけたレオ。

どうやらこの四人で閉めようというらしい。

「やれやれ、相変わらずじゃのう、お主は」

そういいつつ楽しそうにそちらへと向かう零。


四人がカメラの前にそろったのを確認したレオが挨拶の言葉を述べる。


「って事で、今回お姫様たちが送ってきてくれた質問の回答は以上のようになりましたが、皆様満足していただけましたでしょうか?」

「最後の最後でAがあんなことをするとは思っておらんかったから、びっくりしたわい。」

「ふふ、でも、これで乙女の強さは証明されたって感じ、」

「皆様がこれから、幸せに日々過ごせるよう、私たちも陰ながらsupportさせて頂きましょう」

「ああ、そうだなっ☆

それでは皆様、また来週のこの時間に」


「「「「ありがとうございましたーーーー」」」」


声を合わて挨拶をしたところで、収録の終わりを告げる音が鳴る。

こうして、収録は終わったのだった

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総神923 - 今日初めて見たのですがね、とても面白いです!続きがすごく気になります!更新頑張ってください!応援しています! (2016年6月19日 16時) (レス) id: cd539bafa8 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - えっちゃんさん» ありがとうございます! 頑張ります (2016年6月17日 15時) (レス) id: 1b4d0ce65d (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 柊*茜さん» 私も二人の未来がとても楽しみです~♪ ありがとうございます! 無理しない程度に頑張ります!! (2016年6月17日 15時) (レス) id: 1b4d0ce65d (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - うましおさん» ありがとうございます そう言っていただけて嬉しいです♪ 頑張ります!! (2016年6月17日 15時) (レス) id: 1b4d0ce65d (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 架月*さん» ありがとうございます♪ 頑張ります♪ (2016年6月17日 15時) (レス) id: 1b4d0ce65d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2016年6月11日 11時

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