【あんスタ】離婚、しようか＿＿【羽風薫】

別れましょう 《23》 ページ23

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｢＿＿＿じゃ、聞いてくよ〜


かおくん、あんたはこれをどう思ってるのぉ？｣




収録が始まって早々、泉が尋ねる。



｢えっ……あぁ、うん、
そうだね、｣



なんの前置きもなく行きなり来たことに驚きを隠せない薫



｢セッちゃんいきなりすぎ〜…

もっとこう、前置きとかちゃんと入れようよ〜
ねぇ、兄者♪｣


と凛月がすかさずフォローを入れる



｢うむ、少しばかりトークを交えてからの方が話しやすいじゃろう…。

して、都玖葉や。
今そちらの影に朱桜くんがいるのじゃが、いとことして何か言いたいことはないかのう？｣


凛月からの意図を汲み取り、更に進めていく零


振られた都玖葉は待ってましたと言わんばかりにいい始める


｢司…！
都玖葉は絶対、貴方を越えるようなidolになって見せます！
それに！御姉様への愛は私が一番ですからね！｣


私をちら、と見て笑顔で言う



｢望むところです！
司も負けないよう先輩方と頑張り、いつか御姉様にKnightsの専属になってもらい、日々可愛がって貰います！｣



言ってやった、と言わんばかりにADの右斜め後ろから司が返事をした



｢あらあら、司ちゃんったら…
可愛いわねぇ♪
けど残念、私たちは今回は映らないわよォ？｣


くすっと微笑み乍嵐ちゃんが説明を入れる



｢分かっております…
ですが！私は御姉様が欲しいのです…
UNDEADという魔物の中に置いておくのは…｣


｢はーい、黙んな末っ子。そこまでだよ｣

｢そうそう、Aが卒業と同時に選んだのは、は〜くんがいるUNDEADだったんだから仕方ないでしょ？｣





泉と凛月が歯止めの効かない司を止める。


司はしまった、という顔をして｢sorry…｣と呟いた

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