【あんスタ】離婚、しようか＿＿【羽風薫】

別れましょう 《19》 ページ19

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軽く話をして、一つ、また一つ、共演者の方の挨拶回りに行く



最後に残った部屋は、curiosityの所



碧ちゃんに若干の苦手意識が働いた私は、ブルッと身震いしてしまった



それを両隣にいる零と薫は感じたのか



｢大丈夫じゃ。我輩がおる｣


｢俺が守ってあげる♪｣




なんて温かい言葉をかけてくれた



薫のは、不安でしかないのだが




｢…ありがとう｣


と一言お礼を述べて、扉をノックする




すると



｢はぁい！｣



と甘ったるい声とともに扉が開かれ…



｢薫っ！

…と、零とあんた…｣



可愛らしいユニット衣装に身を包んだ、碧ちゃんがそこにいた。



｢っ！｣


｢はて、我輩呼び捨てで呼ばれてたかのう…｣


｢空紅いるかな？｣



そう言いつつ、チラッと薫を見れば、気まずそうにしていた



ギュッと、握っていた手が強くなった

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