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「おはよ…」
朝起きてみたら隣にいつもいる稜雅はいなくて少し寂しさを感じる。
何か適当に朝ご飯を食べようとリビングに入って、思わず驚いた。
机に並べられたサラダとパン。隣には"ご飯だけはちゃんと食べて下さい"と書かれた紙。
…昨日あんな酷いことをしたのに。
リビングのソファで寝息を立てる稜雅の頭を撫でる
「…ごめん、」
『……A?』
寝起きで眠そうな稜雅は体を少し起こすと私を抱きしめる
「稜雅?」
『…しんどいよなぁ。Aは頑張り屋さんだし、いい子だし、どーせまた色々抱え込んでんだろ?』
「っ…」
『…俺に当たってもいいから。当たる前に相談して欲しいけど…』
冗談みたいに笑う稜雅に思わず笑顔が溢れる
『今日の晩御飯何がいい?』
「んーハンバーグ」
『りょーかい』
『仲直りもしたし。よし、今日も頑張ってこい』
.優しい彼
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○○(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます。頑張らせていただきます! (2018年7月28日 22時) (レス) id: bc97300b24 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 作者さんの小説大好きです!これからも応援してます! (2018年7月28日 20時) (レス) id: a151bbb754 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - ネオンガールさん» ありがとうございます!嬉しいです。頑張らせて頂きます! (2018年3月20日 9時) (レス) id: bc97300b24 (このIDを非表示/違反報告)
ネオンガール(プロフ) - たくちゃんのプロポーズのお話泣きそうになりました…。更新待ってます!頑張ってください:-) (2018年3月19日 22時) (レス) id: d6341b5934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.C | 作成日時:2017年12月23日 22時