占ツク「の中」にいます 3

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数日後ーーーー



















『だからあんま動くなって』
「これくらい平気ィィィッたーーいっ！！！」
『うるせーな、やっぱ痛いんじゃねーか』

Aの治癒力無限大説提唱する。こいつ二発も打たれてんのにもう歩けるのか。怖。



俺らは交番から移動し、警察に睨まれながらも警察署の近くの裏路地で野宿をしている。ここなら絶対あいつらは近づかない。

たまに俺だけここを出て、Aの家から金を調達している。銭湯には行ってます。不潔じゃないです。


「ねーねー腹減ったご飯ご飯」
『さっき食ったろ』
「パン1個じゃ足りない」
『俺のキスで我慢しとけ』
「言ってて恥ずかしいこと無理に言うなよ」

ごもっとも。顔が熱いです。こういう時に男…、いや、漢になれないから俺はいつまでもダメなのか…。





「ねーねー」
『なに？キス？』
「黙れ。じゃなくて、いつまでこんな生活するんや？」

それは思う。

このまま路地裏に住むわけにもいかない。狭間と決着をつけてAを安全な場所に返してやらないといけない。

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