第19話 結ばれる太陽と風 ページ20
東条サイド
俺は、明世を抱き締めた…
これ以上、憎しみと怒りに身を任せてほしくなかったから…………
東条「憎いのも分かる…怒りたいのも分かる…でも、それで、暴走するのは、違うよ……(泣)」
明世「秀、明………」
ここしかないね…
気持ちを伝えるなら………
東条「俺は…真っ直ぐに立ち向かって、優しさと癒しを与えてくれて……笑顔が素敵な明世が好きなんだ!!」
明世「!!」
東条「だから、もう…暴走するのは、やめて…!」
すると
明世「………ありがとう、秀明」
東条「明世?」
明世「私、憎しみと怒りに身を任せて、自分を見失ってた。だから、戻してくれて、ありがとう……それと………」
東条「ん?」
明世「私も秀明のことが好きです/////」
東条「!!付き合ってくれる?」
明世「喜んで/////」
すると、明世の陽炎はおさまり、暖かい太陽の光が明世の体から溢れる
やっぱり、こうでなくちゃね。
その間、春市が倉持先輩に全てを話してくれたようだ
金丸「やれやれ。ようやくか」
東条「え、まさか」
春市「気付いてたよ?」
沢村「バカな俺達でも気付いたぞ!」
降谷「………僕も」
明世・東条「//////」
咲夜「明世、お仕事だよ。ほら」
咲夜が指差した先には倉持先輩が。
倉持「春市から全ては聞いた。お前の父親のしてることもな。それを分かった上で…俺も手伝う」
すると、明世は倉持先輩の右手首をとる
明世「………目覚めなさい、光の銀狼よ」
そう明世が呟くと、倉持先輩の顔が痛みを感じたのか、歪んだ
第20話 光の命獣の覚醒と実力→←第18話 怒りと憎しみの暴走
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