【あんスタ】どうも、夢ノ咲学院を潰しに来ました。

生存率41% ページ43

キィ・・・



『・・・・』


生徒会の扉を開ける


「あぁ・・・来てくれたんだね？」


天祥院英智は窓際を眺めながら言った


・・・私じゃ無かったらどうするんだ



「ふふ、今君は何を考えているんだろうね？」


不気味だな

「少し、よく思って無いみたいだね」


『・・・何か用か？』


てか部活に行くんじゃねえのか




「少し体調が悪くなってしまってね。態々生徒会室に来てくれてありがとう」


と言って振り返る天祥院英智。


エスパーかこいつ



「それはそうと本題に入らせてもらうね」


『・・・・』




「君は炬君が亡くなった意味を知らないんだろう？」



よりによって兄の話か・・・。



『お前の口から兄さんの話か』



口元を緩ませ微笑む


「気に食わないかな？」



『兄の話なら別だ。』



そう言うと思ったよと笑って言った後、


きっと初めて見たであろうこいつの真剣ありつつ悲しそうな顔。


兄さんの話はこいつらにとって都合が悪い話なのだと改めて痛感した





「君はどうしてここに来たんだい？」



『・・・・』





「おや、黙りか」




『入学したかったからです。』



嘘くさい満面の笑みを浮かべた



「ふふふ？皮肉めいているね？」


それに天祥院英智は嘲笑で返した




『言うつもりは無い』



「ま、、そういうと思ったよ」



それにこいつは私のしたいことが、目的が分かっている筈。



『そんなくだらない事を聞きたいが為に？』



「焦らないで？」





未だあいつのペースだ。


掴むことが出来ない。流石と言ったところか。



「実は・・・僕自身も調べてみたんだ。」


『・・・・』



そう言うと何枚もの紙が束になった書類を机の上に置いた



「・・・全て一人で調べあげたんだ。」


「君がこの学園の事をよく思っていないと聞いたから、少しでもいい印象を持ってもらいたくて。」



『よく喋るな。』



「酷いなぁ〜？」



それ程気にはしてない様子



「それで、話が戻るんだけど・・・」















お兄さんが死んだのは学園のせいじゃないよ？

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