29(緑茶餅) ページ8
そして満足にベーコンエッグが食べられて幸せになった所でみんなに話をする。
「忘れかけていたけど、実はみんなに言いたいことがあるんだ。」
みんなソワソワソワソワしてるけど放っておいて(((
「何の話ですか?」
「実は…ホーディスの父様の事なんだけどね」
僕は敢えて「ホーディス」と言い、省略
「父様が遺した杖に実はある秘密があるらしいから、それをみんなに解くのを手伝って欲しいんだ。
本当は僕ひとりで終わらせたかったけれど、どうせならこういうものならみんなでやったほうがいいかなって思って…」
そう言って杖を振りかざす。
「あ、父様の杖の呪文知ってるですよ!!」
「ディスいつの間に?どんな呪文だ?」
「えっとですね…呪文と言っといて何ですけど、これは音楽みたいな感じなんですよね〜…
第一型魔法、第五型魔法、第八型魔法、第二型魔法、第一型魔法、第七型魔法、第三型魔法、第八型魔法
という順番です!!」
「複雑な仕掛けだな…こりゃ確かに魔力の少ない奴にとっては無理だな」
「なっ…!!」
「ま、まぁまぁ…その順番でいいのは分かったけど…順番間違えたりしたら?」
「始めからになる…な…」
「あれ?そう言えば第4型魔法、第6型魔法は?ないよね?」
「父様が嫌っていたからです。昔何かあったらしいですから。」
「そうそう。だけど代わりに僕は第6型魔法を覚えて」
「ディスベアーが第4型魔法を覚えたです!」
「まぁそういうことは置いといて…。父様が遺してくれた杖の中、開けるの手伝ってくれるかな?」
みんながどういう反応するか少し待った間…
「僕は、いいと思うな…でも、丁度八つなんだし…あのふたりが帰ってきてからにしようよ!」
「そ、それもそうだよね!」
「中身が気になるよねぇ〜?ジュダルくん」
「別に…?」
「顔が気になってると言ってるです」
「うーん…そうだな…じゃあそうする!ありがとうみんな」
後半は何故かアレだったが。
「あ、森に忘れもんした!!」
「何忘れてきたですか…」
「僕の炎の剣!!アレがないと本当にやばい…!!誰かに拾われてないといいけど……」
「あぁ…もし暫くその剣をホープ以外の人が持ってたらその本人は燃えてしまうんでしたっけ…」
「あれは狂気よぉ…」
「まず剣の時点で狂気なの忘れないでね」
そういう会話をしていたらいつの間にか夕方担っていた
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作者名:緑茶餅と碧色 x他1人 | 作成日時:2017年7月17日 20時