【文スト】小さい太宰さんが天使過ぎて辛いです！！【太宰治】

５話▽挨拶 ページ6

太「どこいくのー？」

手をぎゅっ、と繋いで歩く。

私元々身長は小さいけど、

この太宰さん３歳とは思えないほど身長小さいなぁ。

とか考えながら、

「ん？偉い人のところだよー」

と答えた。

そう言うと、太宰さんはソワソワとして、



太「うぅ、こわい？」

と言った。

うん、怖いのね。

大丈夫、地味に優しいのよあの人(近所のおばさん風)



「大丈夫、きっと好きになるよ！」

太「しゅき？じゃあしゅきになる！」

うん、まだ会ってないね。

心の中でつっこんでいると、いつの間にか部屋についていた。

「あ、この部屋ね。…行くよ？挨拶してね？」

太「あいしゃつ？」

コテン、と首をかしげる。


挨拶分からないのか…。

「こんにちはって言うんだよ。」

太「こんにちは？…おぉ！こんにちは！」

「おぉ、こんにちは！治！出来てるじゃん！」

太「わーい！」

何かが気に入ったのか、こんにちはと唱え続ける。


…可愛い。でもこれじゃきりがないからもう行くよ？

そう思いながらも扉に軽くノックをする。

それを見て太宰さんも慣れない手付きでコンコン、と真似てノックした。

可愛い。

「社長、花園Aです」

太「おしゃむー！」


ほんっとに可愛いなおい！！

って叫びたかった。

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