【文スト】小さい太宰さんが天使過ぎて辛いです！！【太宰治】

１４話▽スカートの何が悪い。 ページ15

いないいないばぁを楽しんでいる太宰さんは

おえおえ言ってる中原さんに任せて(←)、

寝室の角にある物置を漁る。


…取り合えず、私の小さい頃の服はどこかなー。

がさがさと物を動かしていると、

埃だらけで臭いし気持ち悪い。

どれだけ放置してたんだよ私。

一回物置から出てみると、まだいないいないばぁをしていた。


太「ばぁ！ぶふっ」

太宰さんが笑顔で布団を捲った途端、中原さんが布団を投げつけ、

中「一生出るな！！」

と騒ぎ出す。


…だがしかし。

太「ばぁ！！」

中「出るなっつってんだろうがｯｯ！！！」



楽しそうにしている二人を見て

(どう見ても中原さんは嫌がってますが)、

コントかな？と思った。

もう一回物置に入っていくと、

何か覚えのある箱に触れたので視線をそちらに向ける。





…これは…

「あったぞ！服だ！！スカートだ！！」←

中「おい一寸待て」←


なんだい？と返すと、顔をひきつらせて、



中「スカートっつったな…」

「ええ。」←

中「こいつにスカート着せる気かｯｯ！？」

親指を首をかしげた太宰さんに向けた。

それに何の疑問もなく、

「ええ。それが何か？」←


そう返しておいた。

すると「はぁ」、と分かりやすく溜め息をついた。




…え？何が悪いの？←

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