25.第二回ウキウキお悩み相談会 ページ31
A Side
天井から落下しており地面に叩き付けられれば死 んでしまうと考えているが何時になっても痛みは来ず目を開けるとレアン寮監督生アベル君がキャッチしていた
A「……どうもありがとうございます。」
アベル「どうと言うことはない」
そう言い降ろしてくれるアベル君はクッキーや紅茶を準備したのか椅子に座っていた
アベル「そこに座ると良い」
僕はそう言われ椅子に座った
A「さて…では…第二回ウキウキ♪お悩み相談か〜い。司会はこの僕Aが勤めさせて頂きます」
アベル「嗚呼」
以外にも早かった第二回ウキウキお悩み相談会が幕を開けた
アベル「先ずは僕からだ…君は何故神覚者になる?」
そう言われ僕は懐から出したトランプをシャッフルしながら答える
A「僕は罪(魔法使い)の無い世界を作りたいんです。その為なら人など紙切れ当然の価値しか有りません」
僕はシャッフルし終わらせたトランプを置いた
A「一つ賭け事をしましょう。貴方も見ていたはずなのでズルは出来ません。故にこれは貴方が持っていたトランプです。」
僕はそう言いニヤリと笑う
A「ハイ&ローで勝負をしませんか?ルールは簡単です1〜5はハイ6〜13はローです。相手が間違えるまで自分のターンです。取った枚数が多い者を勝利にしましょう」
そう言いアベル君を見る
アベル「君は何を賭けるんだ?」
その質問に僕は当たり前かのように口を開く
A「レアン寮への引っ越しと僕の知恵を貸してあげます。ですが!その代わり僕が勝ってしまったら貴方の持っているコイン全てを僕に…いいえアドラ寮に譲って下さい」
そう言うとアベル君は少し考えてから「良いだろう」と言った
アベル「先行は譲ろう」
僕はそう言われ言葉通り先行を譲ってもらった
僕はハイかローか悩みながら口を開く
A「ロー」
そう言うとアベル君はカードを引っくり返した…カードは10となっていた
A「ロー」
A「ハイ」
A「ハイ」
A「ハイ」
トランプについた小さな傷を正確に覚え口を開く
淡々と捲られていくトランプにアベル君は目を見開いていた…
A「ロー」
最後のカードが捲られるとアベル君は一枚も取らずに負けてしまった
A「おや?もうお仕舞いですか?呆気なかったですね。」
A「……さて?貴方は神覚者になりたいんですもんね。」
そう言いアベル君を見ると抱いていた人形を撫で始めた
アベル「……僕は僕の為に君にコインを譲ることは出来ない」
A「成程…そうですか…そんは…残念ですね笑」
僕はそう言い頬杖を着きながら口角を上げた…
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匿名S - あいさん» ですね笑凄い懐かしいですね!フハハ (3月28日 11時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 雨と鼠と(以下略)は懐かしネタですね。 (3月27日 21時) (レス) @page40 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - あいさん» ご心配ありがとうございます。そろそろ復帰出来そうです。 (3月7日 12時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
あい - ゆっくり寝て文ストのアニメ見て休んでください。お大事に (3月6日 16時) (レス) @page21 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 朱さん» ありがとうございます!私も好きでs(((殴 更新頑張ります! (3月1日 8時) (レス) id: 353598eb19 (このIDを非表示/違反報告)
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