桃色王子の妹は医者です【桃】

2話 ページ4

やっと仕事が終わった！


今日も大変だった


セク○ラおじさんを退治したり、迷子になった子供を探したりと医者らしいことはしていない


『寝るか。徹夜だもんな』


基本、病院で寝泊りしているため夜間にも仕事をしている


で、約2日ぐらい寝てない


でも人は12日徹夜するとダメになるから気をつけている


そんなに徹夜するわけないが


『よし！寝るか』


少し寝て帰ろう！


プルループルルー


誰や


スマホには”兄”と書いてあった


今すぐ寝たいんだが…無視しよう


プルルー


『あぁもう！』


仕方なく私は電話に出た


『もしもさ「やっとでた？」何か用』


私はスピーカーにして寝る準備をする


家の枕で寝たい


スピーカーにしたからなのか少し男の笑い声がする


さ「簡潔に言うな」


はよ言えよ


さ「俺さお前のこと」


…間が長いやつだな


私何かしたか？


家追い出される！？


さ「愛してる☆」


『アァ”？』


何が愛してる☆だよ！


こっちは眠いんじゃい！


そんなことで電話するなよ


さ「お前さ俺のこと愛してる？」


『愛してない』


さ「wwwツ、ツンデレだね www」


笑ってるな


『用事ないなら切るぞ。今から寝るから』


さ「待て待て。病院で寝泊りするのかよ！帰ってこいよ！」


『眠い。少ししたら帰る。切るぞ』


さ「いや、折角だからさはなそうぜ。お兄ちゃんと」


ｲﾗｯ


『お前さ私の睡眠時間とって楽しいの？』


さ「機嫌悪いね」


『私の話聞いてる？』


さ「そんなことよりさ」


『何がそんなこと？』


ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ


廊下が騒がしい


何かあったのだろうか


眠いのに


「先生！」


勢いよく扉が開いた


「仮眠中すいません。急患です。至急オペの準備を」


『状態は？』


「悪いです」


『悪いけど他の医者に「先生しか手術できる医者がいません！」了解。今すぐ準備を』


眠いけど患者を守るためだから


「はい！」


ナースは準備をしに行った


『と、いう訳で数分の仮眠時間を奪った馬鹿兄貴。呪ってやる』


さ「はぁ？ちょっ」


ﾌﾞﾁ


私は通話を切った


私は急いで手術室に走った


そしてゴム手袋をはめ、


『では、オペを始めます』

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