検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:15,813 hit

5 ページ5

冷side



「嗚呼、未だ名乗っていなかったな。僕は冬夜。冬に夜と書いて冬夜だ。…本名では無いが。」

?「僕は小夜左文字。復讐の刀だよ。」

青い髪の男の子が言った。

?「俺っちは薬研藤四郎。よろしくな。」

?「俺、信濃藤四郎。審神者は大人びてるね。」

小夜左文字、薬研藤四郎、信濃藤四郎…全て刀の名前だ。こんのすけの話から察するに彼等が刀剣男子、刀の付喪神なのだろう。…僕も、本当の姿で話をするべきだろうか。

「…其方が真名を名乗っていながら僕が偽名を名乗るのは失礼だな。」

幸い、本当の意味で雪鬼と同化しているので僕は何時でも強化形態(神の姿)になれる。然も死ぬ迄暴れる心配も無くなった。つまり最強だ。

こ「審神者様が真名を名乗る必要は無いのです!!!」

何て事を考えていたらこんのすけに怒られた。

「だが礼儀が」

こ「礼儀作法の問題では無いのです!!!審神者様は名前を名乗ってはいけないのです!!!」

成程、歌い手みたいな物か。

「…審神者が何かは知らないが、ある程度は予想がつく。改めて、此処の審神者?として(無理矢理)派遣された冬夜だ。並行して歌い手も続けるから、其の心算で宜しく。」

こ「…審神者様、もしかして何も知らされていないのですか?」

「師匠の事を調べていたら時の政府(笑)から電子郵便が届き、呼び出されたので向かったら何故か足元が消えて此処に居た訳だが何か?」

少し厳しい言い方になってしまったが仕方無いだろう。因みにこんのすけは

こ「だから政府は!!!こんな子供をブラック本丸に派遣なんて!!!焼け落ちてしまえ!!!」

と地団駄を踏んでいた。…キャラ崩壊し過ぎでは無いか?

小「政府に復讐しようか?」

薬「柄まで通すか…。」

信「秘蔵っ子の本気を見せてやろうか…。」

殺意が高いな。兄さ…人虎と出会った時の龍兄よりはマシだけど。まぁ、人虎と戦っている時の龍兄、凄く楽しそうだったし…。兄さ…人虎も…。って違う!!!人虎が僕の兄何て有り得ない。確かに少し似てるけど…でも…。

こ「審神者様?」

「あ、何でも無い…。」

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マツリ | 作成日時:2019年3月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。