【鬼滅の刃】夜兎、呼吸取得出来ず苦戦中

-特別編- ページ21

冨岡「決まっていないのか」


煉獄「ムム…」


冨岡「どちらなんだ」


煉獄「実は…簪(かんざし)は… 」


ヒョコ

『なにされてるんですか？』


煉獄「ワッッ！！！」


冨岡「………」


耳を防ぐ冨岡


『シィーッ！てんないですよ！！』


煉獄「す、すまない」


『ナイショでそーだんですか？』


冨岡「煉獄が迷っているらしくてな」


煉獄「な゛っ！当たってはいるがそれをここでっ！」


『？？』


煉獄(いや……いっそ欲しい物を聞いてしまえば…)


冨岡「Aはどれが良いと思う」


『えっオレですか？』


煉獄「Aは何が欲しい？」


『なんでふたりともオレなんですか』



噛み合わない二人。



冨岡(こういうのは、女性に聞くべきだ)


煉獄(やはり本人の望む物が良いだろう)


『う、うーーん…そうですねぇー』



ふと目についた簪(かんざし)があった


金の一本軸で、赤く透き通る硝子の花々
そして
しなやかに垂れる線に結ばれた小さな鈴




『これはどうですか？』


煉獄「か、簪(かんざし)か？」


『はい！ジクにもモヨウがはいっているんです！
ほらほら』



渦を巻いた波にも見える模様だった



煉獄(炎？)


冨岡(水？)


『もえさかるヒのようじゃないですか！？』


煉獄(Win)


冨岡 ｶﾞｰﾝ)


『煉獄さんににてるなーっと』


煉獄「俺にか？」


『はい！』


煉獄「本当にそれでよいのか」


『いつでもれんごくさんを、おもえますから』


煉獄 ﾄﾞｯｯ)(！？)


冨岡「そうだな、良い贈り物じゃないか」


煉獄「冨岡は積極的だな！！意外だ！！」


『ダメでしたか？』


煉獄「Aがよいなら俺も嬉しい！その簪(かんざし)にしよう！！」


『いつおくるんですか？』


煉獄(いつ？？)


冨岡「次に会ったらではないのか」


『ジョセイとしては、ここぞってトキがうれしい
です！』


煉獄(ここぞ？？？？)


『でもれんごくさんのタイミングでいいと
おもいますよ！』


煉獄「そ、そうだな(？)」


『オレたちはさきに、でてましょうか』


冨岡 ｺｸｯ)



外に出て、煉獄を待つ。
その後三人の誤解が解かれる時が
あの日になる事を知らずに



煉獄が、店から出てきて俺を抱える



煉獄「さて、帰るとするか」


『おせわになります！』


冨岡「俺は任務に」


煉獄・A「「え゛っ！？」」


冨岡「？」



再び二人での帰宅
だんだんと小さくなる体を、煉獄は離さなかった

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