【鬼滅の刃】夜兎、呼吸取得出来ず苦戦中

-特別編- ページ20

冨岡「きれい？」


『かんざしがきになるなら、そういえば
イイとおもいます』


冨岡「それでも良いのか…？」


『にあっていたら、にあっています……
そんなので、いいんじゃないんですか？』


冨岡(そうか、思った事を言えば良いと)


『でも、れんごくさんがかんざしなんて
ないとおもいますが…』


冨岡「今さっき、買いに」


『え？れんごくさんが？？』


冨岡「女物だそうだ」


『いきましょ』


冨岡(？)


『みにいきましょ！！』(ｷﾗｷﾗ)


冨岡 (´-｀三´−｀)ﾔﾀﾞ


『ぜったいカノジョさんの、プレゼントですよ！
みにいきましょ！！とみおかさん！！』



冨岡は暫く考えたあと
ピンと来たように顔を上げた



冨岡「恋人か」



コクコクと、頷いて見せた



『さぁ！！いきますよ！』


冨岡(俺には関係ない事だ)


『あ゛ぁー！！そっぽむかないでください！！』


冨岡「……」


『ミケにしわがのこりますよ！！』


冨岡「なぜそこまで気になる」


『あこがれのヒトだからです！』



どんな時でも真っ直ぐで
自分に誇りを持ってて
信念に従い歩(あゆ)む。人としての凄さ。

炎の灯火の様に、隊員を導くその姿に

ただただ純粋に
格好いいと思った



そして、強く憧れたーー




………

………




店員「こちらのお品は硝子(ガラス)で作られており、若い女性に人気なんですよ」


煉獄「おお！実に繊細な」


店員「こちらの黄銅の髪飾りは、丈夫であり
長く使えるます、また鈴の着いた可愛らしい物も取り揃えておりますよ」


煉獄「そうだな、、どうしたものか」



あの緋色の髪を思い浮かべる

金か銀か硝子か、はたまた鉱石か……
どんなものが良いか。

Aの顔が脳裏にチラつく



煉獄(こんなに悩んだのは初めてやもしれん……)


店員「意中の方も喜ばれますね」


煉獄「？」


店員「あら？好意を伝える為に選んでいるんですよね？」


煉獄「いや、いつもの礼をしようと思ってたんだが」


店員「ま、まぁ……」


煉獄(胡蝶も知らなかったのか？？)


店員「で、 では他のを」


冨岡「ここだったか」


煉獄「！！」


『イイのみつかりましたか？』


煉獄「Aっ！！」



タタタ、ガシッ

煉獄は冨岡の肩を組み、ヒソヒソと話し始めた



煉獄「冨岡！どうしてココに！」


冨岡「来るなとは言われてない」


煉獄「ﾊｯ確かに言っていなかったな！！
すまない！！」


冨岡「決まったのか？」


煉獄「いや、それが」

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