【鬼滅の刃】夜兎、呼吸取得出来ず苦戦中

-特別編- ページ17

山を下った三人は、麓近くの食堂に寄った


朝という事もあり店が空いていたため
座席へと案内される



店主「どうぞ、こちらです」


煉獄「ありがとうございます！」


『…ん？』


時透「どうかした？」


『おくのヒトって』


案内された広い部屋の奥に
黙々と鮭大根を食べる男が座っていた



煉獄「冨岡じゃないか！奇遇だな！」


冨岡( ˙-˙)「……」


煉獄「今日はよく知人にあうな！時透とも山で会ったんだ！」


冨岡「………」


煉獄「今日は休みか？」


冨岡「いや……(これから向かうので休みではないが、)そうだ。(今は)」


三人((結局どっちなんだ))


冨岡「ところで、」


時透 ｲﾗ(ところで？)



時透の腕に収まる小さな体に指を指した



冨岡「それはなんだ？」


時透「……」


『まぁまぁ、』



眉間にシワを寄せる時透を抑え

被せられた頭巾をとる



『とみおかさん、オレですよ』



ぴょんと、三角の耳が立ち

小さな袴の足元からフサフサの先端が見える



『Aです』


カタン

箸が落ちた


冨岡(？？？？)




二人があっさりと、受け入れてくれたので
軽く頭巾を取ってしまった





『ど、どうも』


冨岡「………」


煉獄「まぁ初めは驚いたが、Aである事に間違いは無い！慣れろ！」


冨岡「…い…いつからなんだ」


煉獄「話によれば昨晩からだな！術をかけた鬼が見つかるまで、この姿らしい！」


時透「僕は暫くこのままでも良いけど」


『せめて、コトバだけはもどってほしいかな』


煉獄「うむ…猫化は進むからな…それは難しんじゃないか」


冨岡(ね、……ねこ……Aが、猫？)



暫く固まったままの冨岡だったが
新しい箸を持ち直し、黙々と鮭大根を食べ始めた



時透(受け入れた……？)


煉獄(むむ…)


ｸﾞｩｰ
(……ｼﾞｭﾙ)


煉獄「せっかく揃ったんだ、四人で食べよう！」




煉獄は、Aに頭巾を被せらた後、
店の者を呼び、天丼を三人分用意させ

食べ終わると四人揃って店を出た



…………

……………



『ふぅ〜、たべたーぁ』


煉獄「うむ！汁物にさつまいもを入れるとは、良い店だったな！！」


ﾊﾞｻﾊﾞｻﾞｯｯ


『ん？(確かあのカラスは…)』








※ ※ ※
作者の茶番です。↓


お願い慣れて！冨岡さん！！(作者は暗示の魔法を唱えた)

テレレテッテテー



冨岡(そうか。"ただの猫化"か。)


※慣れました※



こんな感じだったんでしょう。多分。

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