【鬼滅の刃】夜兎、呼吸取得出来ず苦戦中

６. 晴天下 ページ8

胡蝶「煉獄さん！身体は大丈夫なんですか？」


煉獄「うむ！平気だ！」



と言いつつ、足は右へ左へとおぼつかない



宇隨「アイツ何やってんだ？」


胡蝶「昨夜の任務中、三半規管(さんはんきかん)を壊してしまって、バランスが上手く取れないんだと思います」


宇隨「それでよくここまで来れたな」


伊黒「節穴(ふしあな)め、俺達が連れてきたんだ」



煉獄の羽織を掴み、さしずめ犬の散歩のようになっていた



甘露寺「私が背負っても良かったんだけど…」


煉獄「！！」


伊黒「！！」


胡蝶「嫌そうですね」


宇隨「なんで伊黒まで嫌そうなんだ…」


時透「……ん、あれ？なんで僕、ここにいるんだっけ…」


甘露寺「あら、無一朗くん覚えてないの？」


伊黒「応援要請があってここへ来たんだ。
それで、どうする気だ？その正体の分からん奴を」


宇隨「まぁこんだけいりゃー、会議に持っていけるだろ？」


伊黒「臨時、か。肩にいるのがそうだな」


甘露寺「鬼……ですか？？(外出てるけど)」


宇隨 「わからん。見ろ、足の痣も治りが遅い」


伊黒「曖昧な判断だな、それで会議など…御館様に手間をかけるさせる気か、」


煉獄「鬼なら首を斬る！人であるならば守る
まで！！」


胡蝶「、、そうですね。いずれにせよ……」



胡蝶が辺りを見渡す

Aの能楽仲間が。斧やらクワやらを持ち
周りを囲んでいる



胡蝶「これはこれは。物騒ですねー」


「その子を放せ！でないと警官を呼ぶぞ！！」


「知ってんだよ、お前ら鬼狩りは政府公認じゃねえ！！」


甘露寺「！！」


伊黒「鬼の存在を知っているんだな。コイツはいつからここに居る、なぜそこまでコイツに執着する」


煉獄「鬼を庇う人など初めてだ！！血鬼術やもしれん！」


宇隨「それもそうだな」


「けっきじゅつ？？か、なんかは知らねぇが、仲間に執着もねーだろ！！」


「殺されるかもしれねぇ所に、Aは行かせねぇ！！！」


「その子を置いてさっさと帰りやがれ！！人攫い！！」

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