らしく行こうぜ。 (ページ8)

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EP3 ページ8

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青side

「でさぁ、今日そしたらジェシーが！」

「はいはい。慎太郎ちょっと興奮しすぎ」

「あとちょっとだがらっ！」

「早く吸入して来いって。」

歳の離れた弟である慎太郎は生まれつき気管が狭く、
生まれてすぐに気管切開をした

話せることはないと言ったお医者さん、煩すぎる位です笑

「っんん、ん、っで！」

「……あと5秒。5、4、」

「あーもう、わがっだよっ、いくがら！」

定期的な痰の吸入

小学生の頃は専属の加配さんが、してくれていたけど今では自分でこなす

痰が溜まって苦しいのは自分な筈なのに、なかなかしようとしないのも……悩みの種

少し経っても戻って来ないのを心配に思って、部屋を覗く

「しんたろー？大丈夫？」

「っはぁ、ちょっと、おそかったぁ、」

ベットに腰掛け、慎重に呼吸する慎太郎

すぐに指にオキシメーターをつけて、随分とがっしりしてきた背中をさする

「ゆっくりな、お前もう暫く喋んな。」

「ふーっ、じゅり、ひどっ笑」

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