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ハリーとドラコ ページ21

ドラコ「ハハハ、そんなにAが大事なのかい?」

ハリー「うるさい。気安く妹の名前を呼ぶな」

『ふ、2人とも…落ち着いて』



とりあえずハリーとマルフォイから手を離して、落ち着くように頼んだが、落ち着く気配が全く無い。しばらく睨み合うとハリーは再び私の手を取った。



ハリー「それじゃあ、僕はもう行くよ。ロンが待ってるんだ」

ドラコ「ふん、あのウィーズリー家の奴か。父上から聞いたことがあるよ。ウィーズリー家は皆赤毛でそばかすで、育てきれないほど子供がいるってね」



その言葉にハリーがピクリと反応した。



ドラコ「ポッター。君もいずれ家柄の良い魔法族とそうでない魔法族が分かってくる。間違ったのとは付き合わない事だね。僕が教えてあげよう」



ハリーがまた怒ってしまうんじゃないかとハラハラした。
しかし、違った。

ハリーは冷静にさらりと答えた。




ハリー「間違ったのかどうかを見分けるのは僕もAもできるよ。どうもご親切さま」

ドラコ「………」




私はまた喧嘩が起こらなかった事にホッとした。




ハリー「行こう、A」

『うん!バイバイ、マルフォイ』

ハリー「いいから」



マルフォイに手を振る私をすぐに連れて行く。
どこかイライラしているハリーに、私は思い切って聞いてみる事にした。




『ハリー、怒ってる?』

ハリー「うん、ごめん。怒ってた」

『どうして?私、何かした?』

ハリー「ううん、Aは悪くないよ。悪いのはマルフォイさ」



ハリーがまた少し怒ったような声で話す。




ハリー「アイツ…僕が居ないのを良い事にAに近付いて…」

『マルフォイが何かするの?』

ハリー「いや、それは言わないけど……でも、アイツが僕の弟になるなんてゴメンだね」

『弟?なんで?』

ハリー「ううん、なんでもないさ」




弟って………私とマルフォイが結婚するかもとか思ってるのかな…?
ハリーってば気が早いんだから…!

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†NANA†(プロフ) - ページ18で、「どこもいっぱいなんだ」が「どこいっぱいなんだ」になっています。 (2022年4月5日 17時) (レス) @page18 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 話の続き書かないんですか? (2021年8月12日 14時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 質問していいですか? (2021年1月5日 16時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください!! (2020年5月14日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 氷翠さん» ありがとうございます!頑張ります!!! (2019年10月9日 23時) (レス) id: 965a72705d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2019年9月22日 23時

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