ヘンズツウ【菊地原士郎】

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どうやら風間隊も同じシフト
だったらしい。
先日と同じ 黙って僕に送られろよ
の刑を食らっているA



「頭痛はどうなの」

『マシになったよ。最近暇さえあれば勇君に貰ったアイマスクつけてるし』

「………ふうん」

『士郎こそサイドエフェクト、しんどくならないの？』

「もう慣れたし風間さんもその辺配慮してくれるから」

『いいなぁ。ウチの馬鹿二人もそうならないかな』

「無理だろうね」『うん』


イルミネーションがキラキラと輝いている
季節はクリスマスか。



『…………公園寄ってかない？』

「？…………いいけど」


なんとなく 存在の距離が
近くなったような気がしていた


『あのさ、』

「うん」

『…………私最初に勧誘受けたの風間隊なんだよね』

「………知ってるよ」

『サイドエフェクトのことでいろいろ言われてた私に風間さんがウチへ来ないかって言ってくれたの。ウチにも同じように持ってるヤツがいるって。』



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