聖なる夜には ページ16
「ふわ……よく寝た……」
今日はクリスマス当日。
枕の傍には、赤い包みが置いてある。
「やた……プレゼント……」
包みを開けると、要望通りの可愛い服が入っていた。
早速着てみる。
うん、サイズも良い感じ。
顔を洗い、髪を整えてからモトジロウに見せに行く。
「どうかな……」
「あ、メアリー。早速着たんだね?いつも以上に可愛いよ!」
「ありがと……」
可愛いって云われた……嬉しい……
さてさて、そしたら重要な事を伝えないと。
このために、こんな可愛い服を貰ったんだし。
「……あの……モトジロウ……」
「どしたの?」
「えと……クリスマスだし……で…デートとか………どうかな………」
いつも一緒にいる人なのに、『デート』に行きたいって伝えるのは、なんか勇気がいる。
「……うん、良いよ。」
お誘いにのってくれた!
……何処に行ってみようかな。
「僕はデートスポットとか、あんまり知らないよ。メアリーはどこか行きたい所とかある?」
「……どうしよう……決めてなかった……」
「うはは、メアリーらしいね。……そうだ、彼処はどうかな?」
モトジロウは、一寸着替えてくるね、と云って、その場から去った。
……何処にする心算なんだろ。
6人がお気に入り
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
13 - メアリーさん(ちゃん?)可愛いです。きゅうーんてするです。かじーさん羨ましいのです。 (2016年10月22日 13時) (レス) id: 47ed984e80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キューブ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月16日 19時