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第一話 ページ2

「はい、ここ間違ってるー!!」
「はぁー?どこどこー」

「ここ!しっかり見直してからだせって言っただろうが!」
「ごめんなさいねーちょっとおばぁちゃん目が悪くのぉー」
「嘘つけお前何歳だよw」
「15です☆」
「バーカwww」



こんなバカなやり取りをしている二人ですが
これでも先生と教師なんです。


私と有里は桜木高校に通う高校一年生です
いっつも補習を受けている有里に付き合ってあげるのが
私の役目です。


「有里早く、お腹と背中くっついちゃう。。。。。」
「あぁ!もうこんな時間なの!?」

「ハン…バー...グ...食べたい...」
「生きろ!A生きるんだ!」


「さぁてそろそろ終わりにするかー」
「先生もしっかり時間見てよ!またAが死にかける!」

有里からもらったグミを食べると私は復活していた

『有里はいっつもお菓子持ってるなー』

「はい終わった終わった!帰ろ帰ろ!」
「やったーごはんたべれるるるるるるるー!!」


帰り道、有里と別れてから
久々に坂道へ行った


「ここからの景色は変わらないなー
さすがにまぁ小さいころからは変わったけどなw」

幼いころから来ていたこの坂道は

いつでも私を迎え入れてくれた

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作者名:ミドリガメ. | 作成日時:2015年5月6日 19時

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