【骸】ナッポーにはナッポーを。 ページ4
名前：A
性別：女
年齢：15
ヴァリアーの代理の雲の守護者。
綱吉たちと仲が良い。
花にとても詳しい。
「骸ー?」
暇なので黒曜に来ました。
ちょっとしたお土産付きで。
「ああ、Aですか。どうしました?」
…おろ?ちっくんと犬が居ないね。
「暇だから来た。
ちっくんと犬は?」
多分、その辺の駄菓子屋だと思うけど。
「二人は近くの駄菓子屋に行きましたよ。」
はい、予想的中。
「ふーん…あ、骸。
土産じゃよ。」
と、言って包装紙を骸に渡す。
何ですか?とでも言いたそうな目でこちらを見ながら、包装紙を受け取る。
「ふふ…」
開けた
と同時に骸が硬直した。
「……これは…っ」
この花…花?……花の名は【ミニパイン】
そう。ナッポーの小さいやつ。
知らない人は検索してみてね。
おっと、骸の様子が…。
…だが、私には解決策がある。
「ねー、この花言葉って分かる?」
「…急に何ですか。」
おうおう…何かキレかけてる。
この花言葉?
ああ、知ってるぜ…
これはむっくんへの“告白”。
ずっと、好きだったむっくんへの。
花言葉?
あ、いや、別にそんなにいいものじゃないよ。
貴方は完璧。
完全無欠。
貴方は完全。
ただむっくんだからさー。
なぽーでいいかなって…
「…そう、ですか。」
「え」
…口に出てたか。
うん?どっから?
「最後のは余計でしたけど。」
う゛と息詰まる。
そこまで聞こえてたか。
「…どっから聞こえてた?」
これが最初っからだったら…
私は……
「僕への告白がどうとか」
「…oh…!」
すごい勢いで、後ろを向く。
やっちまった。
聞かれた。
どうしよう。
終わった。
「…でも、良かったです。」
え?と聞き返す前にふと後ろへ引き寄せられた。
いや、抱き寄せられた。
骸に。
「僕も好きですよ。A。」
(え、だって…は?はなれっ)
(恥ずかしがらなくてもいいんですよ)
(ちょっ…!)
(どうせこれからは毎日するんですから)
(は!?)
(骸様…/骸しゃん…)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルーナ＠出戻り | 作成日時：2015年6月17日 17時
