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A「……おはようございます……」
HS「おはよ……う？どうしたのっ？！A！」
週末にあれこれ考えすぎたせいで、ろくに眠れないまま新しい週を迎えた私は、ボロッボロの顔で出勤し、心配しまくってるホソク先輩から貰ったアーモンド入りのチョコレートをぼそぼそと食している。
NJ「何があった？」
YG「ひでぇ顔ｗｗ」
JM「どうしちゃったんですか？！」
TH「わーん！僕のAがぁぁぁ」
A「相当ひどい顔してるのは承知の上での出勤ですから、あんまり騒がないで下さい……」
みんながすごく心配してるのは痛いほど分かるんだけど、そんなに騒ぎ立てないで。
それよりもその元凶たるあの二人がまたいないんですけど？
ま、いないほうが私は多少気が楽というか、心の準備が出来てホッとしたというか……。
なんて思っていた矢先。
SJ「おはよ〜！あれAちゃん？」
どっきーーーん！
来た！元凶その１！
A「おはようございます……主任。」
俯いたまま挨拶。
だって、こんな顔見られたくない……。
SJ「おはよう、すごい疲れた顔してる……大丈夫？」
主任が駆け寄ってきて、心配そうにのぞき込んできた。
ああああ……顔が近いです……主任！
あの日の出来事がフラッシュバックされ、デスクに顔を伏せてしまった。
誰のせいだと思ってるんですか？まったく……
A「……大丈夫じゃないです……」
力なくそういうと、みんなに聞こえない様に
SJ「(ごめん、僕たちのせいだね)」
そう言って
SJ「Aちゃん、えと…ココアでも飲む？僕、買ってくるよ。」
と、いつものように気を利かせる様な事を言い始めた。
取って付けた様なそのココアはなんですか。
私がコーヒー派だってこと知ってるくせに……。
A「いえ、今はチョコレート食べたんで、要らないです。」
言葉に気を遣う余裕もなく、冷たく当たってしまいそうだった。
SJ「んー。そっか〜。今日、どうしても辛かったら早退させてもらうんだよ？」
A「……はい、わかりました。」
主任は結構平静を保ってるようだ。余裕のあるな、この人は……。
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作者名：あがしおん
| 作成日時：2018年5月6日 22時
