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そんなやり取りの最中、元凶その2が出勤してきた。
JK「おはようございます。……あれ?どうしたんですか?ヌナ。」
「「「「え?!ヌナ??」」」」
こらこらこら!あからさまに変わりすぎでしょ!ジョングク君!!
ジョングク君の突如始まったヌナ呼びに動揺するみんな。
……ある二人を除いては。
HS「ジョングギがAにヌナって!!」
JM「あれほど懐かなかったのに?!どういう風の吹き回し?!」
NJ「ちょっ!ジョングガ!大丈夫か?!熱でも出たか?」
TH「わーん!僕のAがぁぁぁ!」
……テヒョン、ブレないのね。
JK「ヌナ、体調悪いんですか?」
みんなの視線も気にせず私の目の前に来て腰を落として見上げる。
A「(誰のせいだと思ってるのよ……)」
ジョングク君にだけ聞こえるように小声で話しかけると、
JK「ヌナ、俺を意識してくれてるの?」
A「ばかっ!声!」
慌てて口を塞いだがもう遅い。
「「「「え?!」」」」
……だからみんなの注目集める様な事言わないで〜〜!
HS「Aがジョングクに恋煩い?!」
NJ「You're kidding me!」
JM「え?え?マジで?!」
TH「わーん!僕の「静かにしろ。そろそろ始業時間だ。」
この混乱を制したのはユンギさんだった。
YG「A、とりあえず半日でもいいから仕事しろ、いいな?」
A「はい……。」
YG「ジョングギ、ここは会社だ。もう少し慎め。職場を荒らすな。」
JK「……すみません。」
YG「ジニヒョン、ちょっといいですか?」
SJ「え?うん。」
ユンギさんはテキパキと言うだけ言うと、主任を連れて私たちのところから離れた。
方向からしてあっちは多分休憩室…。
……あんなに機敏なユンギさん見たの、初めてかもしれない。
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作者名:あがしおん | 作成日時:2018年5月6日 22時