検索窓
今日:9 hit、昨日:32 hit、合計:762,048 hit

約束 ページ16

ガチャ…!





ut「おー!Aちゃん〜!!とシッマ!」




kn「なんやお前。俺はおまけか」





屋上は風通しがいい。



それはどこの学校でも同じなんだろう。



春は温かい風が吹いている。





?「ん?お前が大先生とシッマが言ってた女か?」




kn「ゲッ……お、お前!"ゾム"が居るんやったら先言えや!!」




ut「いやー…偶然にも購買で居合わせちまってな…」




zm「なんやお前ら〜?そんなに俺と食事がしたいんか。

あ、俺は【ゾム】や。よろしくな」





ゾム。



知ってるよ。名前を聞かなくても。



これまた懐かしい名前だ。





「Aと申します…。よろしくお願いします」




zm「Aやな!!おっけー!わかったわ!」





そう言ってゾムは袋を漁る。



そこから大きいパンが5・6個出て来た。





「…ん?」




zm「大先生から聞いたけどお前飯忘れたんやろ?

俺もいっぱい買うてきたったから!遠慮なく食べろよ!」





こいつ……生まれ変わっても食害が治ってないの!?



私は前世も今もそんなに食べる方じゃなかった。



ので、ゾムの食害は避けたい。





「あの…私次の時間体育なので…

ありがたいですけど…」




zm「だから遠慮すんなって!ほら!食え!」





そう言ってゾムがパンを押し付けてくる。



くっそ!あの二人は少し離れた所で憐れむような目でこっち見てるし!



こうなったら………





「ゾ、ゾムさん!大先生とシッマが

物欲しそうにこっちを見てますよ!?」




ut「Aちゃん!?」




kn「お前っ!?」




zm「なんや大先生とシッマ〜。

んな離れたとこで食わんとこっちこいよ〜。

それともあれか?もっと食わせてほしいんか?」





ゾムさんはそう言うとパンを2・3個持って大先生とシッマの方へ



行ってしまった。



大先生とシッマは「助けて〜!」とか「Aお前なぁ!!」とか



言いながら食害を受けていた。



私はゾムがくれたパンを一人その光景を見ながら食べていた。



……まぁ勿論その後食害されたが。

約束→←約束



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (454 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1620人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うさもち(プロフ) - 私ねロボロの影響でね最近わししか使わん区なったわ (2019年2月14日 7時) (レス) id: 9102145107 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 現在進行形で、医科村さんのフォロー許可待ちのレモンです!これからも頑張ってください! (2019年2月12日 20時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 前作心いたかったし泣きましたけどこの作品は読んでてニコッてなってます!ショッピ君はどうやった接点で記憶を取り戻したのだろう… (2019年2月12日 20時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ@大天使推し - きゃらめる@書記長最推しさん» ^^ (2019年2月11日 17時) (レス) id: fce3d8ed6e (このIDを非表示/違反報告)
719(プロフ) - ロボロの一人称わしって可愛すぎですねありがとうございます( ˙-˙ )スンッ (2019年2月11日 15時) (レス) id: f775326799 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:医科村 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ikamura0214  
作成日時:2019年1月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。