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善「は、はぐれると良くないからな... 」
前を向く善逸くんの耳が赤くて、わたしも赤くなる
これは... そう、恋人繋ぎ
いつも余裕な顔して揶揄ってくる癖に、こんなことで赤くなられると
女性の扱いが慣れてるのか、慣れてないのか分からなくなる
慣れてなかったらいいのにな... なんて
『あ！あれ食べたいっ！！』
屋台の並びを歩ていると、目を惹かれた たません。
やっぱり始まりは、たませんだよね！
『あっ イカ焼きも美味しそう！ 』
善「ふふっ 両方買おっか！
俺はイカ焼き買ってくるから、Aちゃんはたませんねっ」
『うん‼ 買ったらそこの木の下で待ってるねっ』
目移りするわたしに優しく微笑んで、
少し先にあるイカ焼きを買いに行く善逸くん
わたしはたませんを買って、すぐ側の木の下で待つ
一口先に食べていいかな？ なんて思っていると
「君、1人なのー？」
「俺たちと一緒に回ろうよ！」
『えっ... 』
いつの間にか男の3人組に囲まれている
「おいおい、可愛いじゃねーか！」
「俺たちついてるなぁ！こんな可愛い子と回れるなんて！」
「回れるっていうか... 輪姦しちゃう？」
ギャハハハ！と騒ぐ男たち。酔っ払ってる？まわす...？
グイッと手を引っぱられた拍子に、たませんを落としそうになる
『ちょっ ちょっと待って下さいっ！？」
「まぁまぁ！ちょっとあっちの林の方行こうかー？」
善「は？...何してんの？」
『ぜっ 善逸くん！』
イカ焼きを片手に、真顔の善逸くんが立っている
...ものすごく機嫌が悪そうだ
「あ？なんだこいつ？彼氏かぁ？チビだなっ」
「こんなんより、俺らの方が楽しませてあげれるよ？」
酒臭いもう1人に肩を抱かれた瞬間
チッと舌打ちが聞こえた
___え？
わたしの前には、善逸くんの背中が...
気付けば男共は皆、地面に転げている
善「何してるか聞いてんだけど」
「....っ てめぇッ」
1番ガタイのいい男が立ち上がり、善逸くんに殴りかかった
『善逸...っ！！』
危ない...っ そう続けようとした言葉を発する前に、
善逸くんは顔色１つ変えずに
殴ろうとした男の腕を捻り上げていた
善「この子は俺のだから... 次触ったら、殺すよ？」
より一層低い声が聞こえた
ギリギリ と握った腕から音がする...
恐れをなした男共は、よろめきながら逃げていった
___ 唖然
大の男をいとも簡単に...
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たゆ(プロフ) - 影月薫さん» ↓レスになってませんでした。すみませんっ！ (2020年3月30日 19時) (
レス) id: 264de426f5 (このIDを非表示/違反報告)
たゆ(プロフ) - 影月薫さん！嬉しいコメントありがとうございますっ本当ずるいですよね、夢主ちゃんは経験豊富だと勘違いしたままですがいつか善逸くんが伝えると思います！！ヘタレとSのギャップが大好きです！読んで頂けて幸せです！！ (2020年3月30日 19時) (レス) id: 264de426f5 (このIDを非表示/違反報告)
影月薫 - 善逸くんと夢主ちゃんが尊すぎる！善逸くんって、付き合っていた女の子と手すら繋げていなかった筈だから、初めての恋人ってことですよね。なのにあんなにSっ気たっぷりなのずるすぎません？最高でした！ (2020年3月30日 15時) (レス) id: 9a07d6b745 (このIDを非表示/違反報告)
たゆ(プロフ) - 蜂蜜色さん» えええ！そんなっ蜂蜜色さんの涙が尊いです！！かまぼこ隊わたしも大好きですッ 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(TT) (2020年3月26日 20時) (レス) id: 264de426f5 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色 - いやー泣きましたね！すごく面白かったです！やっぱりかまぼこ隊は尊い、、！こんな素晴らしい神作を作ってくださってありがとうございました！ (2020年3月26日 19時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゆ
| 作成日時：2020年2月28日 20時
