【NARUTO】木ノ葉の最強忍者は、あの人のひ孫？！ (ページ24)

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第二十二話ページ24

ナルト「グオオオォ!!」

ナルトのすぐ近くに、サクラとヤマト、そしてカブトがいる。

カブト「～～…」

サクラ「…(ﾂｰ…)ダッ!!」

カブトってやつがサクラに何か言った後、ナルトの方へと走り出したサクラ。

くそっ…!!

余計なことを……――

ヤマト「待て！サクラ！今のナルトに近づくんじゃない!!」

ヤマトがそう叫ぶが、サクラは迷わずナルトに近づく。

サクラ「ナルト！もう…もういいから！サスケ君は私が助け出してみせる！」

泣きながらそうナルトに訴えるサクラだが。

A「(今のナルトじゃ届かないよ…)」

理性をも九尾に乗っ取られたナルトにはムリだ。

サクラ「だから！だからナルトはもう…」

ナルト「！」

ナルトがサクラに気づき、それを見たヤマトが印を結ぶ。

…いや、間に合わない!!

そして、ナルトがサクラに…――

･

ドッ

･

カブト「あーあ…」

A「っ…」

サクラ「ぐくっ…」

ナルト「ヴヴ…(ｷﾞｷﾞｷﾞ」

…間一髪で、サクラを助けてナルトを木遁でヤマトが拘束した。

でも、サクラは腕を僕は脇腹をかすり血がでている。

ヤマト「(くそ…間に合わなかったか…)」

カブト「…(ｽﾀｽﾀ」

ｶﾞｯ

ヤマト「手は出させん」

カブト「早とちりだよ…もう君達に手を出すつもりは無い…それどころか…その逆さ」

そう言って、サクラと僕に近づくカブト。

あまり気は進まないが、サクラはまかせよう。

A「…ヤマト。大丈夫、カブトはなにもしないぞ」

ヤマト「A……！」

カブトの治療でサクラの傷が塞がる。

心なしか、顔色が良くなってきた。

カブト「ボク達と君達には同じ目的がある…暁が邪魔だ。君たちを生かしておけば、暁のもう一人くらいは始末してくれるかもしれないと…ふと思ってね。」

サクラの治療が終わり、カブトが僕の方を見る。

カブト「と言ってもアレは君たちの連れだ。…後は君達でなんとかしなよ。」

A「…僕の手当てはいらないぞ。」

カブト「そう…」フッ

僕の言葉を聞いて、フッ消えた。

……分身か。

ﾊﾞｷﾊﾞｷ

ヤマト「くっ…！」

ヤマトの木遁も限界だな。

ナルトを拘束してる今しかない…

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

素早く印を結び、

A「…――廓庵入廛垂手!!(かくあんにってんすいしゅ)」

“座”と書かれた掌をナルトの胸にあて、後ろに下がった。