【ナンバカ】南波刑務所～第十四舎～ (ページ11)

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６　新年大会！その前に…2 ページ11

ハジメ｢あそこって…｣
星太郎｢あ、もしかして君、十四舎の囚人の一人？｣
｢はぁ？そんな事より、｣

ホタル｢………そこのお嬢、談笑してないで早く登って来てください｣
｢これが談笑の雰囲気か？それよりどうやってそこに行くんだ？僕はそれを聞いてる｣
ホタル｢そこからじゃ回り道しないと着けませんよ。あなたの身体能力ならジャンプでもして辿り着いてください｣
｢無駄な体力を使いたくないんだ。それよりディアンは？あいつの背中に乗って行きたい｣
ラリマー｢あなたのおかげでディアン君は今お昼寝中ですよ。いいから早く。おやつのケーキはお預けですよ？｣
｢正月にケーキなんて風情が無くないか？まあ行くけど…｣

軽く飛びながら受け答えをし、そのまま勢いよく飛んだ
回りが驚愕しているのなんて興味なく、ラリマーの腕にお姫様抱っこの形で着地した

ラリマー｢はい、お疲れ様です。｣
｢…あぁ、説明か。めんどくさいなぁ…。
なぁホタル、お前どこまで言った？｣
ホタル｢まだ人数と軽い構造しか言っていません。｣
｢うわ…、タイミングが悪い。もっと遅れて来ればよかった｣

ラリマーの腕から下りてマイクの元へと向かいホタルと交代する

｢あー、あー｣
ホタル｢では、よろしく頼みましたよ｣
｢りょー。
ンッ、どうも、これから南波刑務所第十四舎の説明をします。無い脳をフル回転させてよく聞け囚人共。
十四舎は大量殺人犯を四人置いている。そしてその罪人を管理しているのは三人と一匹。
申し遅れた、僕は十四舎の主任看守を務めている。

黒善瑠璃。見た目はガキだが、なめてかかる奴は食い尽くすぞ？｣