愛憎華伝【奴良リクオ】 (ページ31)

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グダグダ感あって、新キャラも登場させてしまいすみませんm(_ _)m

斎宮音想

高校2年
雪の同級生
新生徒会役員書記(雪は副会長)
カワイイ系:キレイ系=5:5
時々親父

(裏設定:……兄がいます。ヒント:マドモアゼル)
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声の主は、新規生徒会メンバーのリーダー玉章さんだった。

その美貌に誰かのほぅというため息が聞こえた

玉章「それで…仲良いんだ？」

雪「…え、ええ、まぁ」

玉章「…ふぅん」

雪「何か」

玉章「いや、きっとその幼なじみくんは、僕に似ている」

雪「……はい？」

何が言いたいんだろう？この人は

玉章会長は、1年の終わりごろ転校してきて、その恐ろしいほどのカリスマ性と端麗な容姿に人を惹きつける何かで一気に人気となり、そのすぐにあった会長選でトップで当選した逸材だ

噂によれば、前の学校でも1年なのに会長だったとか…

そんな人物が、今、訳の分からないことを言っている

……天才と変人は紙一重？

玉章「何か変なこと考えてる？」

雪「い、いえ？」

…エスパーですか？

玉章「まぁ、いい。

これから、僕のサポートを頼むよ副会長

君には世話になると思うから…色々、ね」

そう言うと、彼はクスッと綺麗なお手本のような笑みを浮かべて去っていった。

雪「……っ」

ゾクッ

一瞬感じた薄ら寒い何かが私に彼を警戒するようにと告げているようだった

音想「…あーんま、嬉しくない感じ？」

こてん、と可愛らしく首を傾げる音想の顔には、心配の色が見えた

音想「…厳しい顔してるよ」

雪「…大丈夫、びっくりしただけ」

音想「…そ」

それからまた作業に戻り黙々とこなした

……が、

モブ1「ねぇ、今の何？」

モブ2「玉章くん、もしかして逢魔さんのこと…」

モブ3「えぇ、やだぁ…お近付きになりたくて生徒会に入ったのにぃ」

モブ2「てか、なんで斎宮さんじゃないくて逢魔さん？」

モブ1「それな～、逢魔さんも美人だけどさ、玉章くんには、斎宮さんくらいのレベルが、ねぇ」

雪･音想「「……」」

レベルが低くてすみませんねぇ?!

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声の主は、四国八十八鬼夜行の玉章でした！

玉章って、人間として高校に行っていた時ってなんて名乗っていたんでしょうか…？