4 ページ17
☆会話文でいっぱいになりました
(いつもそうな気するばってん)☆
リクオside
カナ「もう!なにメソメソしてんの?!
あのバス逃すと30分後だよ!」
リクオ「情けないんだ…」
光「りっくん、そんなこと…」
リクオ「あるよ、妖怪ってもっとかっこいいと思って
たんだ
けど、あんな悪いことばかりコソコソと企ん
でさ…全然ヒーローなんかじゃなくて…
そんで、僕もそんなヤツらの上にいるじいち
ゃんの真似ばっかして、そんな自分が…」
憧れてた
いつかじいちゃんみたいな立派な総大将に必ずなるんだって
そして、大将になって、大きくなって、じいちゃんや組のみんなみたいにかっこよくなって……
いつも僕の先を行く雪に追いついて嫁にするって決めてたのに…
カナ「よく分からないけど、情けなくな人になればいいんじゃない?
そんな人たちを導く立派な人間になればいいんじゃない?」
リクオ「立派な人間…」
カナ「ほら、行こ?バス行っちゃうよ」
リクオ「いいよ、今日は歩いて帰るから
…カナちゃんも光も早く行きなよ」
光「私も歩くよ、りっくん」
リクオ「でも…」
別に、僕に合わせる必要は無いのに…
光は、いつだって僕を優先してくれる
僕を思いやって、そばに居てくれる
光「いいの、私はりっくんと一緒にいたいから別にリクオに合わせようなんて考えてないよ」
リクオ「光…」
光「りっくんに出会ってから、私の1番はりっくんなんだよ?お願い、私にりっくんを支えさせてほしいの……こうやって、」
きゅっ
光が、僕の手を両手で包んだ
光「ゆっくりでいい、必ずゴールはあるから。
間違ってもいい、だって来た道を戻ったらもう一
度やり直せる
2人で、手を繋いで、支えあお?」
赤い光の目が優しく細められた
ほんのり温かい手の温もりがささやかな安心を与えた
カナ「…ちょっと、人の前でいちゃつかないでよね!」
リクオ「?」
光「ご、ごめんなの!(むぅ、りっくんの鈍感さん!)」
イチャつく?最近よく聞くけど、別に家族なんだからそうおかしくないでしょ?
イチャつくなら、雪としたいなぁ
✄----------------------------✄✄----------------------------✄
リクオ→光:家族愛、友愛
リクオ→雪:恋愛感情
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藍@315号室 | 作成日時:2020年6月7日 15時