第86話 ページ36
貴女side
貴女「首領。太宰です」
森「…いいよ」
貴女「失礼します」
報告書を手に首領の部屋に入る
元気の無い声に違和感を覚えた
貴女「首領?どうかされましたか」
森「あぁAくん。いやあちょっと考え事をしててね」
貴女「そうですか。」
森「今日はどうだった?」
貴女「大した異能者はいません…
やはり大きい組織にしか優れた異能はないかと」
森「そうだよねえ…」
貴女「なんですさっきから」
なよなよした動きで気持ち悪い
森「怒らないでくれるかい?」
貴女「……なんですか」
森「実はね…ある地の小競り合い鎮圧を中也くんに任せたのだが…
長期任務になりそうなの」
貴女「そうですか」
森「私は君達を引き離してばかりで…」
貴女「仕事ですから」
二年離れたいた
少し伸びたくらい大したことない
森「あれ。中也くんには怒られたんだよ」
貴女「それで元気がなかったんですね」
森「そのうち電話が来て私の事ボロくそ云うよ」
首領も苦労しているな…
森「報告書、貰うよ」
貴女「はい」
森「今日もご苦労だったね__」
芥川「ボス。芥川です。入ります」
貴女「……」
芥川「…いたのか。」
横目で目があう
森「待ってたよ芥川くん」
芥川「呼び出しの理由は」
遊撃隊の芥川を呼ぶとは何か大きな仕事が入ったのだろうか
貴女「私は失礼します」
森「Aくんも聞いて」
貴女「何か?」
森「二人とも最近の探偵社の動きは知っているかね」
貴女「…いえ」
芥川「……」
森「探偵社には最近新人が入ったようだ
太宰くんが勧誘した少年。」
芥川「っ」
貴女「スカウトマンか」
ぴらりと見せられた写真には白髪の少年が写っていた
芥川「……それが何か」
森「この少年はただの少年ではなく
月下の異能力者。半人半虎の能力を持つ」
芥川「………」
貴女「いらない異能だ」
森「それはどうかな」
貴女「…なんです」
森「異国の組織、ギルドがこの人虎に70億の懸賞金をかけたのだよ」
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高杉りた(プロフ) - 宇宙さん» コメントありがとうございます🥹そうです!誕生日です!気づいて貰えて嬉しいです✨絶対会話に4分もかかってないけどどうしてもやりたかったです笑更新遅めですが引き続き楽しんでいただけると幸いです😌 (2月19日 10時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
宇宙(プロフ) - 89話の中也と太宰ちゃんの通話時間は、中也の誕生日と同じ数字ですね! 意図されてなかったらすいません! 今一気に読ませて頂いてるんですが、最高です! (2月18日 8時) (レス) id: 903686ae9a (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あ、あ、、あぁああ、、、😵💫🌀💗最高すぎます🥹🫶🏻続き待ってます!!!! (1月12日 19時) (レス) @page21 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
はるぽて - やばいやばいやばい!かっこいい、、!続き楽しみにしてます! (1月11日 20時) (レス) @page21 id: d1b129b244 (このIDを非表示/違反報告)
Efu(プロフ) - え、待って好きすぎるんだが???🤦♀️🤦♀️🤦♀️ 続き待ってます!! (1月9日 2時) (レス) @page11 id: c48b566125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高杉りた | 作成日時:2024年1月5日 18時