違った道の隻眼女7【坂田銀時】

第347話 ページ48

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銀時｢…｣





神威｢何？急に｣





銀時｢あぁ…いや｣







なにかを感じ反射で振り返れば月が出ていた






神威｢Aなら大丈夫｣




銀時｢…別に心配なんか｣




神威｢顔に書いてあるけど｣




銀時｢…｣




神威｢俺は春雨と連絡をとってる


Aはヒノカグツチを止める役をかってでた｣




銀時｢…｣





神威｢解放軍から得た情報や映像での情報が飛び交ってる中で

どれが正しい情報か分からないけど最新の鬼兵隊の情報は



鬼兵隊壊滅。｣





銀時｢っ｣





神威｢それに伴い、……武市変平太、川上万斉……



…死亡。｣





銀時｢っ！｣




神威｢もう一度言うけどどれが正しい情報か分からないからね



もちろん俺はナイトさんたちが死んだなんて思っちゃいない｣





銀時｢…神威。なんでお前はさっきあいつは大丈夫だと言えた｣





神威｢…俺たちが信じないでどうすんのさ｣





銀時｢…｣




神威｢それに初代鬼兵隊も壊滅してる。それでも鬼兵隊が居なくならなかったのはAがいたから。


鬼兵隊が壊滅してもAは壊れない｣





銀時｢……｣





神威｢それに俺達が今こうしていられるのは



鬼兵隊がヒノカグツチを止めている、あるいは止めたからだろ｣





銀時｢…………そうだな


柄にもねぇ…ありがとな神威｣






もう一度月を見上げ拳を固く握る









銀時｢これが終わったら…迎えに行く…｣






必ず。

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